7話 ページ24
マタロウ「それは?」
フブキ「私が作った赤外線スコープ!」
フブキちゃんは赤外線スコープで通路の宙を見つめていると、
反応からして無数の赤外線が張られているのだろう
フブキ「…やっぱり、ここから先はセンサーが張られていて____」
ジンペイ「どうした?」
ジンペイ君が背後を振り返った途端、赤外線が全てジンペイ君に集中してました←
マタロウ・私「『センサァァァ〜ッ!!;』」
フブキ「当たりまくってるぅぅーっ!!;」
《侵入者発見。直ちに排除します》
機械質なアナウンスの声が聞こえ、けたたましい警報音が鳴り響く
それと同時に、両側の壁が私達を潰すかのように迫って来た!
フブキ「走って!!;」
私達は必死に走って向こうの出口まで走るも、明らかに距離が離れすぎていて間に合わない
『これじゃあ、間に合わないよ!;』
このまま、まとめて潰されてしまうと思ったその時…
メラ「……っ!!」
なんと、メラ先輩が迫りくる壁に立ち向かい、手を突いて押さえ始めたのだ!
『メラ先輩!?;』
メラ「A!ここは俺に任せて、早く先に行け!!;」
壁を押さえながら、私に向かって叫ぶメラ先輩
マタロウ「またこのパターンっ!?;」
メラ「…くっ……クッソ…!!;」
壁の力の方が強いのか、メラ先輩が少し押されているような気がする
コマ「メラ君!____っ!;」
コマ君が叫ぶのとほぼ同時に、キュウビ先輩がメラ先輩の元に近寄り、同じく壁を押さえようとする
リュウスケ「やれやれ、しょうがないな」
『キュウビ先輩!!;』
メラ「…っ…!…お前……;」
リュウスケ「君1人じゃ心細いと思ってね…!;」
メラ「へっ。お前がいたって変わらねぇよ…!;」
そう口にしているが、キュウビ先輩に向けているメラ先輩の視線はどこか頼もし気に見えた
リュウスケ「Aちゃん!さあ、早く行くんだ!;」
キュウビ先輩は、私達に先を急ぐように促した
ジンペイ「分かった!みんな、早く行こう!」
キュウビ先輩は、私達に先を急ぐように促し、
私達は先輩達2人に任せて、急いで迫ってくる壁の通路から抜け出す
しかし、出た瞬間に、壁と壁は完全にくっつき、閉ざされてしまったが
マタロウ「……あ…あの2人ならきっと大丈夫…;」
コマ「だね……;」
『うん…大丈夫……ダヨネ?;』
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年12月8日 3時