2話 ページ19
『誰もいないね…』
私は、ジンペイ君、コマ君、マタロウ君、フブキちゃん、そして2年組の先輩たちと一緒に、
草木が生い茂った森の中に身を潜めている所で、
遠くに視線をやると、難攻不落ともいえる風紀タワーが見えた
マタロウ「あそこにエマさんが……」
すると、私達の左耳に装着されてるヘッドセットから、ラント君の声が聞こえる
ラント《君達は、風紀タワーに侵入する特殊諜報チームに任命された》
ジンペイ「とろけるチョコチップ?美味そうだな!」←
コマ「特殊諜報チームね…;」
マタロウ「分かりやすく言うと、スパイってこと」
ジンペイ「スパイ!?
レモン♪梅干し♪スーラータンメン♪ちゅぅ〰〰」←
『それ"スパイ"じゃなくて"酸っぱい"だよ!;』
ラップをしながら、連続でボケるジンペイ君を私は突っ込んだ
____
[生徒会本部]
ラント「君たちにやってもらうミッションは2つ……
1つは、風紀タワーのどこかにいる、大王路エマさんを無傷で救出すること」
《《《ラジャー!》》》
ジンペイ《ブラジャっ!》←
ブラジャーじゃなくてブラジャーね;←A
ラント「2つ目は、生徒たちを操る、エルナチャーミングマシーンの破壊だ』
《《《ラジャー!》》》
ジンペイ《ブラジャー!》← ちょい巻き舌
____
フブキ「そんな装置に近づいて、私たちは大丈夫なんですか?」
気になった疑問を、フブキちゃんはラント君に投げかけた
ラント《君たちの装着しているヘッドセットには、Y研が開発した、チャーミング電波遮断装置が付いている
…外さずに任務に当たってくれ》
『「「「ラジャー!」」」』
ジンペイ「ブラジャー!」← ちょい巻き舌
ラント《そして注意事項は2つ……
変身時に発する妖力が察知されれば、敵に居場所がバレてしまう
…変身は極力控えろ》
『「「「ラジャー!」」」』
ジンペイ「ブラジャー!」←
『(………いつまで言うのかな;)』
ラント《2つ目は、警備をしているのは、天見エルナに操られている一般生徒だ。彼らを傷つけてはならない》
ジンペイ「ブラジャーッ!!」←
フブキ「ブラジャーブラジャー…うるさーーいッ!!」
ついに堪忍袋の緒が切れたフブキちゃんは、何処からか木製ハンマーを取り出し、
それを思いきりジンペイ君の脳天に向けて、ズコーン!!と振り下ろした←
3話→←ミッションインポッシブル!風紀タワーを攻略せよ! 1話
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年12月8日 3時