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「 はぁ …… 今日も何も無かったわねぇ …… 」
なんて溜息を付くのは、博麗神社の巫女である博麗 霊夢 。暇そうに明るい空を見つめては、 “ たまには異変くらい起こらないかしら ” なんて言ってみる。異変起こったら起こったで平和な日々が恋しいとか言 ( いそ ) う ( な ) 癖して何を言うんだろうか。
―― どかん !!
と、その声に反応したとでも思える程の良いタイミングに爆音が響いた。それはもう、耳を破壊するレベルで。その音を聞いた霊夢は、 「 やっとか 」 と言わんばかりに顔を輝かせた。
「 っはぁ …… おい霊夢、何の音だ ―― って何もやってないじゃないか！ 」
同じ瞬間、音の元へ駆け出そうとした瞬間に、神社へ顔を覗かせた人物がいた。霧雨 魔理沙 。普通の魔法使いだ。今の爆音を聞いて、急いで神社に駆けつけたらしい。息を切らしている。
が、魔理沙は神社の状態を見て驚いた。今の爆音には限りなく遠い、平和そのものの見た目。巫女の霊夢なんて、目を輝かせている。急いで来たのに、とぼやきながらも霊夢に問うた。
「 あ、魔理沙。今の音はうちからじゃないわよ。多分 …… 人里への道中から、だと思うわ。 」
どうせこの後二人で見に行くのだろう。軽く出発の準備をしながらも答える。お祓い棒やらなんやら、道具を持って、いつの間にかいたあうんに声を掛ける。
「 いつも通りよろしくね 」
「 はいっ！ 」
その様子を見た魔理沙は、次の行動を察したのかミニ八卦炉やなんやらの道具を確認し始める。忘れ物が無いと分かると、出掛ける準備を終えた霊夢に一言。
「 先に行ってるぜ！ 」
「 はぁ？！ ちょっと待ちなさいよ？！ 」
言い終えると同時に駆け出した魔理沙と、それを追う霊夢。遠ざかっていく背中に、一人神社に残ったあうんは呟いた。
「 …応援してますよ〜っ！ 」
◡
✦ �� 𝑃𝑟𝑜𝑙𝑜𝑔𝑢𝑒 : 𝑆𝑖𝑑𝑒 / 幻想郷 ページ1
「 はぁ …… 今日も何も無かったわねぇ …… 」
なんて溜息を付くのは、博麗神社の巫女である
―― どかん !!
と、その声に反応したとでも思える程の良いタイミングに爆音が響いた。それはもう、耳を破壊するレベルで。その音を聞いた霊夢は、 「 やっとか 」 と言わんばかりに顔を輝かせた。
「 っはぁ …… おい霊夢、何の音だ ―― って何もやってないじゃないか！ 」
同じ瞬間、音の元へ駆け出そうとした瞬間に、神社へ顔を覗かせた人物がいた。
が、魔理沙は神社の状態を見て驚いた。今の爆音には限りなく遠い、平和そのものの見た目。巫女の霊夢なんて、目を輝かせている。急いで来たのに、とぼやきながらも霊夢に問うた。
「 あ、魔理沙。今の音はうちからじゃないわよ。多分 …… 人里への道中から、だと思うわ。 」
どうせこの後二人で見に行くのだろう。軽く出発の準備をしながらも答える。お祓い棒やらなんやら、道具を持って、いつの間にかいたあうんに声を掛ける。
「 いつも通りよろしくね 」
「 はいっ！ 」
その様子を見た魔理沙は、次の行動を察したのかミニ八卦炉やなんやらの道具を確認し始める。忘れ物が無いと分かると、出掛ける準備を終えた霊夢に一言。
「 先に行ってるぜ！ 」
「 はぁ？！ ちょっと待ちなさいよ？！ 」
言い終えると同時に駆け出した魔理沙と、それを追う霊夢。遠ざかっていく背中に、一人神社に残ったあうんは呟いた。
「 …応援してますよ〜っ！ 」
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みお - 更新頑張ってください！ (3月29日 10時) (
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作者名：无位 | 作成日時：2023年11月19日 22時
