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友達ジンさんマジだるいんだけど
夜も深く回った頃
そろそろ眠りにつこうかと目を閉じた矢先
視界の端で携帯が眩い光を放った
無意識に伸びる手
よく見るとこの業界唯一の友達から
1件
それを皮切りに沢山のメッセージが送られてくる
返信する間もなく送られてくるそれらに、とりあえず目を通すのがやっとで、眠い瞼は必死に開こうと頑張る
友達急にこの人俺ん家来たんだけど。
友達【画像】
友達【画像】
友達【画像】
友達早く連れて帰ってA
友達この飲兵衛、ストーリーあげるとか言い始めてる
友達回収来れる人いない?早く来て
送られてきた写真を見ると、顔を真っ赤にして目が虚ろなオッパが半泣きで床に座り込んでいる姿だった
現状を全く理解出来ないまま彼の連投は続き
しまいには
Aのせいだからね
意図せぬ罪を被せられる始末
Aなんでオッパそこにいるの?
____一先ず。
身に覚えのない罪に対抗するよりもまず
何してるの
なんでそこにいるの
2人って関わりあったの?
頭にそればかりがもくもくと浮かぶ
知る限りでは2人の接点はないと思うし、どうしてこんなことになっているのかまるで理解ができない
なんでこうなったの?
友達とりあえずいいから来て
友達誰でもいいから来て
だけど頑なに説明を拒む友人は
しつこく、
迎えに来るよう繰り返してる
むしろ俺が聞きたい
そう言って
完全にお手上げ状態みたいだ
友達Aまじ早く
友達あの人酔ってるから
友達既読付けて
友達あ
誰も頼れる人はいないし、そもそも彼の家を知っているのは私だけだから迎えに行ける人なんて私しかいなくて
時計は1時を回った頃
渋々と準備を進めている間
携帯はすっかり放置してしまった
だから数分後
画面を開いた時は遅かった、と
🟥Instagram
Jin of BTS(@jin)がストーリーズに追加しました。
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作者名:たんぽぽ | 作成日時:2022年12月20日 18時