ページ ページ26
.
ジョングク今どこ?
ジョングク連絡ちょうだい
ジョングクヌナ電話出て
ジョングク不在着信
ジョングク不在着信
ジョングク不在着信
ヌナが出ていって1時間余り
依然連絡は付かないまま
こんな事は初めてだから心配になるし、テヒョンイヒョンが何をしたのか気になるから突き詰めるけどヒョンは頑なに口を割ろうとはしない
責任は全部俺
それだけ言って、外に出てしまった
HS「駅周辺探してくる」
NJ「じゃあ俺は事務所辺り見てくるよ」
JK「俺は近所探します」
騒ぎに気付いてやって来たヒョン達に事情を話すと
俺達も探す
普段は冷静なヒョン2人は心配で堪らないと言った表情を見せて、ヌナを探しに行くのに余念が無い
Aが見つかったら即連絡
約束をして、各々探しに出掛けた
.
HS「いた？」
JK「いないです…」
NJ「他に思い当たる所探してみよう」
外に出て数十分が経って
1度宿舎に戻ろうかと考えていた矢先、ホビヒョンから俺とナムヒョンに通話がかかってきた
こんなに探してるのに、ヌナがいない
性格上、そんなに遠くに行くような子じゃないってホビヒョンは話してたし、俺もそう思うからすぐ見つかるだろうと思ってたのに、なんで
次探しに行く場所をまた3人で決める
今度はもう少し範囲を広げて、
ヌナの行きそうなところをピックアップする
早く見つかると、いいんだけど
今頃はヌナと2人で出掛けていたのにな
そんな事を考えながら
探す足取りは段々と早くなっていく
JK「なんで、」
探し始めてどれだけ経っただろう
3人もいて、思い当たる所はしらみ潰し探したのにヌナが見つからない
俺は焦っていた。
もしかしたら。
ヌナがこのまま消えてしまったら。
そんなことを考え始めたら、
ヌナが傍にいるのは当たり前じゃないんだって
失う恐怖はとてもリアルで
罰が当たったんだろうか
ヌナを傷付けて、苦しめてばかりで
「辞めたい」
そう言わせるまで追い詰めて
でも神様
もうこれで終わりにするから
なんでもするから
もうヌナを泣かせたりしないから
素直になるから
嘘は言わないから
だからヌナを
お願い、
返して……っ
.
＿＿＿＿ｯﾋﾟｺﾝ
ヌナ[写真]
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1269人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たんぽぽ
| 作成日時：2022年8月31日 0時
