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自惚れだったのだろうか
嫌いになれたら
その言葉に隠された真意
彼女の本心は
俺に向けられたものだとばかり思っていた
思えば初めからずっと片想いだった
Aと通じ合うことなんてできなくて
Aを笑わせることも、
幸せにすることもできなくて
その役目は俺じゃない誰かなんだろう
「A」「ジョングク」
名前が並んでも
どこか少し、
違和感があるから
ジョングク彼氏いたんだ
ジョングク言ってくれればよかったのに
あらゆるツテを使って手に入れたAのアカウント
彼女からの返信はなく既読もつかないけど
ことある事にメッセージは送ってて
でもそれも今日で最後にしようと思う
最後くらい既読を付けてくれてもいいんじゃないの
なんなら返信してくれてもいいのに
ほらもう
君にとって煩わしいだけの元彼は君の元を去るつもりだ
今日はAにとって最高の日なんだから
俺はもう本当に
「じゃあね」
その言葉で全てを諦めるつもりだから
Aさよなら
、やっぱり俺じゃ
だめなんだね。
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作者名：たんぽぽ
| 作成日時：2020年12月7日 20時
