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実家に紫耀を連れて帰ると
思った通り、歓迎してくれた


紫耀も最初は緊張してたけど
両親ともすぐに打ち解け
2人ともかなり紫耀を気に入った様子だった



時間も遅くなったし、明日も同じ現場ってことで
泊まっていくよう、両親に言われた



紫穂は、母の部屋に少し行った間に眠ってしまい
そのまま朝まで寝かせると言われた




つまり今私は
紫耀と2人っきり。



実家だけど
私の部屋は離れになってるので
あちらの物音は一切聞こえず
静まり返った部屋の中で
時計の音だけが響き渡る…




き…気まずい…





紫「なぁ、A?」

「ん?」

紫「俺さ…ちょっと展開急すぎて、ついてけないんだけど」

「ふふ、たしかに。笑」

紫「今日の朝まで、俺Aは結婚してると思ってたからね?笑」

「だよね」

紫「なのに今は俺の婚約者、でしょ?すごくない?笑」

「そうだね。笑」

紫「…キス、していい?」

「…もちろん、いいよ?笑」





するとすぐに
懐かしい、優しいキスが降ってくる…



しばらく、何度かキスを繰り返し
そっと唇が離れる…




紫「ねぇ…」

「ん?」

紫「エッチなことは…まだダメなの?笑」




エッチなこと…笑


3年前と変わってなくて
なんだか妙に、安心する。





「え、ねぇ…」

紫「なに」

「もしかして、その…エッチなことも…」

紫「…初めてだけど、なに」

「…ほんとなの?」

紫「言ったじゃん、忘れらんなかったって。だから、他の奴とするわけないだろ」





あの時のファーストキスから
ずっと一途に思ってくれてる…



こんなにイケメンなのに。
その気になれば誰でも落とせるのに。




なのに、こんな私を
ずっと想ってくれていた。




「そんなに待ってくれてたのに…ダメなんて…言えないじゃん。笑」




そう言うと
紫耀は今までにしたことがないような
激しいキスを、繰り返した…



私はどんどん頭が真っ白になって
されるがまま、夢中で紫耀を求めた…



初めてとは思えない慣れた手つきで
優しくて…安心して…

やっぱり私は紫耀が大好きだと
改めて思い知らされた。













紫「A…」

「ん?」

紫「…もっかいしていい?」

「…ウソでしょ、終わったばっかだよ」

紫「え、本気だけど」

「…勘弁して。笑」

紫「A…」

「なーに。笑」

紫「…愛してる。一生2人を守るから…二度といなくならないで…」




そう言って抱きしめる紫耀に
一生ついていくと、誓った…









〜END〜

完結→←*



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nrok(プロフ) - はるまきさん» 亀更新で申し訳ないです(;_;)がんばります!! (2020年4月24日 16時) (レス) id: 48d17deed5 (このIDを非表示/違反報告)
nrok(プロフ) - こぐまさん» ありがとうございます!このご時世で家がバタバタしていて、更新遅くて申し訳ないです(;_;)少しずつですが、頑張ります! (2020年4月24日 16時) (レス) id: 48d17deed5 (このIDを非表示/違反報告)
はるまき(プロフ) - 更新楽しみに待ってました♪♪今後の展開が気になりすぎて、ほんと待ち遠しいです(ノωノ)更新頑張って下さい☆ (2020年4月24日 15時) (レス) id: 36147b940e (このIDを非表示/違反報告)
こぐま(プロフ) - 過去作大好きで読み返してて、新作出てるの知って読みにきました!!更新頑張ってください! (2020年4月14日 21時) (レス) id: 0a8e78817c (このIDを非表示/違反報告)
nrok(プロフ) - はるまきさん» 最近止まってしまってて申し訳ないです(><)コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2020年4月13日 20時) (レス) id: 48d17deed5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nrok | 作成日時:2020年3月29日 1時

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