123. 割烹着 ページ10
゜
文月海side
「「は〜〜」」
春の部屋でのんびりお茶をしている。
今日は隼の面倒をAが見てくれるようで
「「平和だなぁ…」」
平和。
平和。
平和、、だけど
嫌な予感するんだよな
ガタガタガターン
「はーはっはっは!観念してこれを着るんだ、夜!」
「え、は、はいい!?」
嗚呼、、
「「短い平和だったなぁ…」」
Aは何をしているんだ
〜〜〜
春に別れを告げ、夜を追いかけまわしてる隼を郁と一緒に確保した。
そして共有ルームで追いかけていた理由を解いたざす。
それに対する答えは一言だった
「母の日だからだよ☆」
成る程、日本の母と言えば割烹着だよな。
うんうん、わかるわかる
でも
「だからってお前、割烹着とかどこで手に入れたんだよ」
「Aが通信販売で見つけてきてくれたよ☆
素敵だよね、クリック1つで望むものが手に入るなんて」
「だから宛先がAなんですね」
「嗚呼、、あの時の約束はこれか」
「割烹着…夜に似合いそう」
「涙もそう思うかい?」
「うん、だって夜はプロセラのお母さんだもんね」
「「確かに」」
「納得された!」
いくら俺でも今回は夜のフォローに回ることが出来ない。
これは納得するしかないだろう!?!?
今は不在の陽がここにいたとしてもこっち側だと思う。
否、こっち側だ(確信)
「え…あ…、、あ!と、ところでAは何処に行ったんです?」
今日は隼さんと一緒に過ごすって聞いたんですけど、、
夜はこの空気に耐え切れなくなったのか話を逸らす。
俺もAの行方が気になっていたからその話題に乗る。
「俺もそれ気になってたわ。黒月さんにでも呼ばれたのか?」
「ノンノンノン。Aは新たな割烹着の調達に力を注いでるよ、榊とね」
「まさかの榊さんが出現」
「俺以外にも割烹着を着せたい人がいるんですか?」
あ、今聞いてはいけないモノを聞いた気がする。
「よくぞ聞いてくれましたっっ!!!!!!
Six Gravityの母と言ったら普通の人は春や葵を想像するかもしれない!だがしかし!僕とAは始を真っ先に思い浮かべた!!あのthe王様という風貌で男子厨房に入らずってタイプに見えるけどとてもとても料理が上手だし!?割烹着を着て僕の為だけに料理を振舞って欲しい!!!!」
やっぱり聞いてはいけないモノだった。
色々ツッコミを入れたい所があるのだが口を挟む暇がない
取り敢えず、、
(逃げろ始)
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作者名:(夏`ω´)ノ茄 | 作成日時:2017年6月29日 22時