双葉【アイドリッシュセブン】 (ページ46)

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XLV ページ46

百｢ユキ、今のセリフ本当!?｣

『よかったですね、ユキさんの本音が聞けて。
やっぱりユキさん、モモさんのことをちゃんと考えてた』

千｢大和くん、君がモモに毒を盛ったんだよね?｣

大和｢まさかw｣

千｢芝居だったのか!?｣

大和｢俺には演技の才能があるって
あんたが言ってくれたんでしょ?
それなのにまんまと引っかかってくれちゃってwww
まー、おかしいったら。あっはっはw｣

大笑いしながら、大和は千の肩をポンポンと叩いて去って行った。

千は真っ白になって完全に思考が停止してしまっていた。

そしてなんとか我を取り戻すと一気に疲れた空気が吐き出される。

三月｢もう一つ、サプライズがあるんです!｣

ﾅｷﾞ｢バンリ、入ってきてください!｣

万理｢どうもこんにちわー。ドッキリ成功した?｣

千｢万……………｣

百｢バンさん! バンさんじゃないですか!!｣

昔のRe:valeのメンバーは千と万理だった。

大きな事故のせいで大怪我を負ってしまった万理の代わりに

百が新しいRe:valeとして活動していたのだ。

今は万理の頭の傷跡もよく見ないと見えない程に小さくなっている。

百｢バンさん…。俺、バンさんのファンでした…。
憧れだったバンさんの代わりに
ユキさんの隣にいていいのかって、ずっと悩んで…｣

万理｢何を言ってるんだ。当然じゃないか!
君のおかげで千は音楽を続けてくれたんだ。
感謝してるよ。本当にありがとう、百くん｣