双葉【アイドリッシュセブン】 (ページ42)

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XLI ページ42

『そうだよね、紡さん』

紡｢は、あ、はい!
ゼロを超えるのは天さんでも理さんでもなく、
わたしたちIDOLiSH7と、億谷羽樂さんです!｣

鷹匡｢絆だけは確かみたいだね。さすが春樹が認めた子だ。
僕の元に戻れば綺麗な花が咲くと何回も言っているのに。
……まぁ、今はいいよ。そういう事にしておいてあげよう。
天、理、いくよ｣

理｢はい、九条さん｣

わたしは急に怖くなって、小鳥遊事務所に戻ってしまった。

急いで帰ってきたわたしにびっくりした万理さんが、

わたしに何があったのかとかを丁寧に聞いてくれたおかげで

なんとかわたしの心を落ち着けることができた。

万理｢そっか、そういうことが、｣

『…すみません、こんな』

万理｢いや、羽樂ちゃんが怖がるのもわかるよ。
大丈夫。羽樂ちゃんはは絶対に輝けるから｣

『はぁ、はぁ、ごめんなさい』

、

わたしはそのまま寮に戻る。

会うのが怖くて、なんて言われるかわかんなくて、

陸や環くんに何か罵倒されないかなって、

2人ともそういうことをする人じゃないからわかる。

でも、この関係が一瞬で壊れてしまったら

三月｢じゃあ俺、近くを探してくる…て、いたぁ!｣

『あ、あの、さっき、』

環｢うーたん!!｣

環くんがわたしをギュッと抱きしめてくれた。

陸もわたしのところに来て、｢よかったー!!｣って叫んでる。

ていうか陸、そんな叫んだら近所迷惑だよ(汗)