双葉【アイドリッシュセブン】 (ページ40)

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そして、鷹匡はゼロを超える逸材と名乗る人間を呼び上げる。

鷹匡｢天｣

天｢はい…｣

鷹匡｢理｣

理｢はい!!｣

鷹匡｢……………羽樂｣

『……………』

鷹匡｢この子達が、最後に残された僕の希望だよ!｣

楽｢天が、ゼロを超える……………?
ゼロを超えるために、この九条に育てられたのか!?｣

天｢そうだよ。13歳で養子になった時から、ずっと。
そう言えば羽樂、君もそうだったんだね｣

『わたしは、病弱な弟のためについて行ったはずだった。
なのに救えなかった。弟は必ず助けるといった。
救いに手を差し伸べるのはおろか、
わたしのことしか考えてなかった。
あんたが、わたしの弟を殺した同然だ!』

鷹匡｢殺したなんてとんでもない。彼は失敗作だ。
失敗作は捨てるだろう。成功作だけを讃えるだろう。同じだ｣

『あんたは人をモノと同じ様にしか見ていない』

鷹匡｢君は考え方を改めるべきだ。
僕のおかげでここまで来れたんだ。
このまま僕についてくれば
君を光のある方向に連れて行ってあげる。
君を双葉から満開の花まで育ててあげる｣

わたしは信じない。この人は未来がある双葉を抜いて捨てる。

花を咲かせることができる植物をすぐに枯らせてしまう。

寶、わたしはこの人間についていくのは嫌なんだ。

わたしの居場所は小鳥遊事務所。IDOLiSH7のみんなだ。