双葉【アイドリッシュセブン】 (ページ30)

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その時、Re:valeの楽屋が思い切り開いた。

千｢思ってない!｣

陸｢…！千さん……………!｣

百｢…ユキ…｣

千｢そんなことで悩んでたのか。それが原因で歌えなかったのか?｣

百｢だって…｣

思いを聞いた楽は、口を静かに開いた。

楽｢違います。
千さんは節目のコンサートだったから、
相方さんに来て欲しかっただけなんだ｣

龍｢ちゃんと百さんのことを、
本物のパートナーだと思ってます。
そうですよね、千さん｣

千｢まあ、そうね｣

『そうねって…。ビシッと言ってあげたらいいじゃないですか』

楽｢お前の他に変わりはいないとか。
お前だけが永遠に、俺のパートナーだぜとか｣

千｢楽くん。抱かれたい男No.1の子と違って、僕は恥ずかしがり屋なんだよ｣

楽｢俺だってシャイっすよ!｣

天•龍｢｢それは無い｣｣

『楽さんすみません、わたしもお二人と同じく』

楽｢いや、天や龍はともかく、羽樂はなんで!｣

でもモモさんは優しいからそう言っているだけと言っている。

ユキさんが優しいのは事実だしわたしもそうは思ってる。

でも、本当に本心から、今は桃さんとやってたいって思ってるはず。

言えないだけでちゃんと思っているはずなんですよ……………。

、

その日も、モモさんの歌声は出なかったという。