双葉【アイドリッシュセブン】 (ページ28)

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天が、陸が、一織くんが、

ポップでおしゃれな歌を、ステップを踏む。

なんとなく応援されている様なその歌詞に、

後々のわたしが応援されたかのように感じた。

ナギくんが、大和さんが、三月さんが、楽さんが、

むっちゃテンションの上がる様な曲を歌う。

掛け声をしたくなる様なリズムや歌に、

再びわたしの顔には笑顔が戻ってきた。

ラスト、わたしたちです、はい。

練習よりも少し過剰に動こうかな。

ていうかさっき、姉鷺さん蹲ってたけど大丈夫かな。

本人は大丈夫だって言ってたけど……………。

いっか。

腕や表情の見せ方、腰の動かし方で

いろいろ表現が変わってくるもんな。

大和｢羽樂…えろいな。お前本当に未成年か?
逆にここしか似合わん気がしてお兄さん心配だわー｣

三月｢一応うちの4番も抱かれたい男No.5だからな｣

楽｢天、お前の幼馴染(違う)大丈夫か?｣

天｢ねぇ、この割り振りにした人誰なの?
未成年の彼女にはかなり刺激的すぎない?｣

『わたしはこのままの方がやりやすいよ。
本番はRe:valeのみなさんも参加するから、
もっと現場は盛り上がると思うな』

姉鷺｢そうね。それじゃ、あとはそれぞれ練習して解散しましょう｣

そういえば、あの人はどこにいるんだろう。

今、元気のしてるのかな。今、幸せに暮らせてるのかな。

もう直ぐ春になって、桜の樹が花を咲かせる季節。

そちらの春を迎えたら桜の樹が咲きますか?