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｢ピアスを、あけたいんですっ!!｣
...予想外。
まさかそれで呼ばれるとは思ってへんかったから、きっと今、すごいマヌケな顔してるで、俺。笑
たしかに、左右5個ずつピアス開けとるけど...。
いつもオシャレなアクセサリーしとったから、てっきり開いとると思ってた。
今のイヤリングってほんまよく出来てるわ。
神｢ピアス?｣
｢うん、ピアス開けたかったんだけど...、なかなか勇気が出なくてね。それで崇裕くんに相談したら一緒に悩んでくれて...｣
��｢Aちゃん、かわいやろ? こんな相談されたら可愛くて可愛くて｣
｢もうっ、ずっと可愛いっていってるの、バカにしてるでしょ?｣
��｢してへんって、ほんまに思っとるよ!!｣
｢も〜、次言ったら信じないですっ!!｣
神｢ふふ、兄妹みたいやな〜｣
��｢たしかに、妹みたいな感じやな〜。...あ、それでな? ピアスいっぱい開いとる神ちゃんならピアス開けるの上手じゃないかって話になったんよ!｣
神｢なるほどな、それで俺が呼ばれた、と...｣
｢ごめんなさいっ、こんなことで...｣
神｢いやいや、こんな事じゃあらへんよ!! でも緊張するよなぁ...｣
｢やっぱ緊張するもの?｣
神｢んー、自分にするわけじゃないからなぁ、さすがに緊張するわ｣
｢ごめんなさい...、でも、智洋くんしか頼めないの...おねがいっ!!｣
��｢俺からもっ!! お願いしますっ!!｣
2人とも顔の前で手をパンッ!! て合わせておねがいのポーズ。
こんな大役(?)をするという謎のプレッシャーもあるけど、何よりも目の前のふたりが可愛いから...しょうがない、やりましょか。
神｢...よしっ、やりますか!!｣
｢わ、、ほんとっ!? ありがとう〜っ!!｣
��｢神さま仏さま神ちゃん様〜!!｣
神｢神ちゃん様ってなんやねん!｣
｢うああっ、緊張してきたっ!!｣
神｢えっ、無視!?｣
��｢Aちゃん、深呼吸やで!!｣
神｢...自由人か、｣笑
いつもは大人っぽいAちゃんと�陲舛磴鵝�
ふたりのオフはとても幼く見える。
兄妹みたいなふたりはきゃっきゃしながらドキドキするね〜なんて話もしてて。
ほんま仲ええな、微笑ましいわ。
...てことで。冒頭の所に戻るわけなんやけども。
｢なんでこんな緊張するんだろう...、時間かけてごめんね、、｣
神｢最初は怖いよなぁ、大丈夫、ゆっくり時間かけてやろ｣
｢ああ、、天使様...｣
神｢それいつまで言うん?｣笑
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作者名：maoka. | 作成日時：2021年8月13日 23時
