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｢条件があります!｣
そう言ってAさんが出した条件。
それは...
『学校第一優先であること』
『バイトは週に3回まで』
『日付を超える前に帰ること』
小｢これさえ守れば...期間限定(?)でええの...?｣
｢そう、期間限定ね、夏休みだけ｣
小｢...夏休みだけ!?｣
｢あれ、もう残り少ない春休みの方がよかった?｣
小｢いやっ、いやいやいやっ!! 夏休みがええ!｣
｢んふふ、はい、じゃあ夏休みに、よろしくね、望くん｣
小｢はい!! 頑張ります!! 夏休みより前から欲しいって言われるように頑張ります!!｣
｢ふふ、いい意気込みですこと〜｣
くすくすと楽しそうに笑うAさん。
まさかの夏休み限定バイトになっちゃったけど...それでも嬉しい...!!
｢それじゃ、崇裕さん、望くん、ごゆっくり〜｣
小｢え、一緒にココア飲むんやないの!｣
｢片付けもあるし、崇裕さんいるんだから寂しくないでしょ!｣
小｢え〜｣
｢そんなに駄々こねてるとバイトの件無しに...｣
小｢あー!!! それはあかん!!それだけはあかん!!｣
｢ふふ、じゃあ今日は、2人で仲良くゆっくりしてください｣
��｢ありがとうね、Aさん｣
｢いいえ、また後できますね｣
俺が少しムスッとすると、べーっていたずらっ子みたいな顔するAさん。
あんな顔するんや、なんて少しドキッとして。
少し動揺してたら横にいた�陲舛磴鵑砲�すくす笑われた。
しょうがない、今日は�陲舛磴鵑箸離謄�ータイムで我慢するか。
なんだかんだゆっくり�陲舛磴鵑範辰靴討董�23時近くなってAさんから帰りなさいって言われてやっと帰った。
帰り際、またお花のお礼でありがとうって満面の笑みで言って貰えたし、バイトも出来ることになったし!
今日はいい日やったなぁ、なんて思いながら眠りについた。
【ピンクのかすみ草:感謝、切なる願い】
ピンクのかすみ草。 Nozomu.K 《Fin》
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作者名：maoka. | 作成日時：2021年8月13日 23時
