やがて溶ける凍桜【雪】 ページ44
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佐「え、うっそ。あれもう５年も前なの？」
深「嘘だと思うじゃん、ガチだからこれ」
怖いねぇ、って
後部座席に座る翔太がしみじみ呟く。
だってうちに３０代がいるなんて
信じられない、というか信じたくない。
カウコン終わりの送迎車、
９人で乗り込んだハイエースの中は
お正月に初日の出を
見に行った時の話題で盛り上がっていて。
ラ「でもあの日は舘さんと
あべちゃんしか行けてないんでしょ？」
岩「なんかすごい言ってくるけどお前さぁ、
チャンネル卒業回のとき翔太と寝てたからね？」
ラ「待ってよ違うじゃん！しょっぴーと
Aちゃんもじゃん！」
突然名指しされて思わずピクリと反応する。
…またその話か。
隣のふっかが堪え切れないように
くすくすと肩を震わせた。
あの日用意してもらった部屋は
どうしても布団が９枚しか敷けなくて。
ほかの部屋を借りるにしても
一般のお客さんもいたし、
仕方なく私はうちの中でも比較的線の細い
翔太と康二の間に寝ることになって。
…それはまぁ、言うまでもなく。
翔太に道連れにされたわけで。
「だって隣で翔太がぐっすり寝てるんだもん」
皆も結局流されて寝ちゃったんだろうなーって思った、
精一杯の言い訳をしてみたり。
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透(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます^^この作品で体調不良も吹っ飛ばせるように頑張りますので、お身体大事にしましょう◎ (2021年12月20日 15時) (
レス) id: f1bc6ae231 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年12月16日 16時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透 | 作成日時：2021年10月22日 15時
