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「ふふ、怖くなくなってきたでしょ？」
「ん....、ごめ、ん。ありがと、」
少し落ち着いてきたのか、俺が撫でると
くすぐったそうに目を細める。
ごめんね、夢まで一緒について行って
あげれたらいいんだけど。
悪夢から覚めて安心したように
微笑む彼女を見つめて
「良かった」と思う自分の中に、
黒い感情が蠢いているのがわかった。
まだこのまま俺の腕の中に居ればよかったのに、
この先ずっと、
俺だけ頼ってくれればいいのに...って。
一瞬でも浮かんだその発想に、
我ながらぞっとして脳みそを振り払う。
純粋に彼女を思う気持ちは、
いつからこんなに醜くなったんだろう。
.....あぁきっと、俺も悪い夢でも見てるんだ。
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透(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます^^この作品で体調不良も吹っ飛ばせるように頑張りますので、お身体大事にしましょう◎ (2021年12月20日 15時) (
レス) id: f1bc6ae231 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年12月16日 16時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透 | 作成日時：2021年10月22日 15時
