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「わかったじゃあほら、」
「...なに」
「私がしょうたくんの髪洗ってあげるから
ご機嫌なおして？」
その一言で、何かが音を立ててプツンと切れた。
5歳児だのバブいだの散々バカにしてさ、
もううんざりなんだよ。
ずっと前から点滅してた信号は、
Aが1人飛び込んでくる頃には赤になってたんだ。
相変わらずヘラヘラ笑う彼女の腕を咄嗟に掴んで。
「っ.....、ちょっ、翔太...」
「俺の頭、洗ってくれんじゃないの？」
「いやさっきのは冗談で、」
「今更冗談とか言わせねーから」
怯えた瞳に映る、不機嫌な自分の姿。
片手に収まるほど華奢な白い腕も、
触れる肌の感覚も、髪から香る甘い匂いも。
メンバーとしての距離が近くなればなるほど、
自分のものにはならないという事実を突き付けられて。
...俺の全部なんてとっくに、Aのものなんだけど。
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透(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます^^この作品で体調不良も吹っ飛ばせるように頑張りますので、お身体大事にしましょう◎ (2021年12月20日 15時) (
レス) id: f1bc6ae231 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年12月16日 16時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透 | 作成日時：2021年10月22日 15時
