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「もう降ってるよ」

「あれ、ほんとだ」




耳にぴったりくっつけた彼女の声が

天変地異じゃなくなっちゃったよ、なんて笑い出すから


部屋には1人きりのはずなのに

Aが隣にいるような気がして。




「あ、ねえ。今度SnowManで雪だるま作ろうよ」

「そんなに積もるかな」

「ちっちゃくてもいいからさ、手乗りサイズ」




街を白く染めていく雪が、こんな風に夢を連れてくる。







来年にはその夢、必ず叶えるから。





だから次会ったときにはちゃんと直接

あの雪みたいに白い手を取ってありがとうって言わせて。








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(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます^^この作品で体調不良も吹っ飛ばせるように頑張りますので、お身体大事にしましょう◎ (2021年12月20日 15時) (レス) id: f1bc6ae231 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年12月16日 16時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年10月22日 15時

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