ep.73 ページ27
大「Aちゃん！」
ピピッ ピピッ ピピッ ピッ
『ん…』
カーテンの隙間から漏れる太陽の光。眩しく、現実世界に引き戻す。
『…昨日の夢か…』
今日はお休みにした。あんだけ寒くて凍えていたのに、体調は万全。それも大吾くんから借りたパーカーのおかげ。でも、精神的にということで大事をとって休んだ。大吾くん、私になんか貸してしまったから大吾くんのほうが体調を崩してしまっているかも…！と思ってスマホを手に取るも、やめた。
『…駄目。友達だから…友達だから……』
言い聞かせるように自分を説得する。こんなことやってる時点で私は駄目だ。
コンコン
不意にドアを叩く音が。
『はい。』
流「姉ちゃん…みっちーが来てるねんけど…」
『え…駿佑くんが？』
急いでスマホを確認する。もしかしたら来るということをつたえられていたかも知れない。そう思ってトーク履歴を見るものの、なにも書かれていなかった。
流「俺恭平んとこいくから、二人でごゆっくり！」
『え、ちょっ…』
流星！と呼んでももう返事はかえってこなかった。
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イヅキ - あまとさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです…！自分でも書ききれた達成感でいっぱいです。本当に読んでくださってありがとうございました。 (2022年10月21日 16時) (
レス) id: 072635462a (このIDを非表示/違反報告)
あまと(プロフ) - 完結おめでとうございます！いつも更新楽しみに読ませていただいてました。複雑な心模様が丁寧に描かれた惹き込まれる物語で、大好きな作品でした！今まで執筆お疲れ様でした。素敵な作品をありがとうございました！ (2022年10月19日 20時) (レス) @page50 id: 4e08d1fad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イヅキ | 作成日時：2022年8月7日 20時
