ep.2 ページ2
昼休みのを告げるチャイムが鳴る。
お弁当の用意をすると、廊下からドタバタと音がする。
菜月実「やっほー！！A、来たで！！」
『はいはい、分かったから。そんなドタバタ来んくても…笑』
彼女は中学の頃からの親友の菜月実。この通り明るく笑顔が素敵な子。まぁ、もうちょっと大人しくてもいいけど。
丈「ん？あれ、大橋は？」
『もー、丈くん。大好きだからってそれをカノジョの前で言うことちゃうやろ〜。』
菜月実「そうやで！和くんは私の彼氏！丈くんのとちゃう！」
丈「ちゃうわ！笑」
するとすぐハァハァとなっとる大橋くんがやって来た。
和「速いわ〜。ほんまにもう菜月実、異次元の速さやわ。さすが陸上部。」
菜月実「フフ、そうでしょう！やっぱ和くん分かってる〜。」
和「当たり前やんか〜」
丈「なぁ大西。俺たちなにみせられてんの？」
『知らない、先に食べる？』
丈「そうやな。」
菜月実の彼氏、大橋和也くん。二人は高１の時から付き合っている。見ての通りラブラブである。イチャイチャしすぎると丈くん嫉妬してまうぞ笑。
席をくっつけ4人で食べる。仲良くなってからの普段通りだ。
和「あ、大ちゃん。一緒に食べへん？」
そう大橋くんが呼び止めたのはお弁当箱をもって廊下に出ようとしていた大吾くん。
大橋くん、ナイス…！
心の中でガッツポーズをしていると大吾くんの整った顔が少し残念そうに顔を歪ませて。
大「…ゴメン、はっすん。俺、他の奴らと食べる予定やねん。誘ってくれてありがとな、また今度な。」
和「そっかー！また今度な！」
菜月実「あ、大吾くん。今日練習あるやんな？予定表忘れちゃって」
大「…あー、うんあるよ。また後で予定表、スマホで送るわ。」
菜月実「うんほんまありがとう。」
ニコッと菜月実の笑顔。その瞬間、大吾くんの顔が少し悲しそうにしてはすぐ笑顔になる。
…どうかしたんかな。
気になりながらもおにぎりを頬張る私。
大「じゃあな…って、Aちゃん笑。頬っぺたにご飯粒ついとんで。」
『え？…あっ////』
言われた通りに頬をさわるとご飯粒が。
丈「食いしん坊やもんな、大西は。」
『うっさい！もう、最悪…』
菜月実「ほんま可愛い！もう〜 大好き！！」
ギュッと菜月実に抱き締められる。
和「もうイチャイチャせんといて！俺の菜月実！」
『はいはい』
『…！』
大「…、！。あ、俺行くわ。」
丈「じゃあなー」
少し目があってそらされたのは気のせい？それとも…
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イヅキ - endores hinataさん» コメントありがとうございます。そーいや自分の学校も授業あったわ、と私も書いた後思いました…笑。面白いといってもらえて嬉しいです♪ (2022年8月9日 22時) (
レス) @page29 id: 072635462a (このIDを非表示/違反報告)
endores hinata(プロフ) - うちの学校は始業式も終業式も授業あるので、大丈夫ですよ💖お話面白いです！ (2022年8月9日 21時) (レス) @page29 id: f5304c49f2 (このIDを非表示/違反報告)
イヅキ - ともさん» コメントありがとうございます！嬉しい限りです…！受験生なので…ちょっと更新落ちると思いますが…できる限り更新できるようにします。 (2022年7月30日 23時) (レス) id: 072635462a (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 初めまして！コメント失礼します😊本当に毎日楽しみにしてます😍そして、更新がない時は何度も読み返してます🤭 (2022年7月29日 19時) (レス) id: 9dbca4abe1 (このIDを非表示/違反報告)
イヅキ - りんごさん» コメントありがとうございます。私も大ちゃん推しなのですが…結局は箱推しなのでみっちーをかなり手強い感じになっています笑。どういうふうになっていくのかお楽しみください♪ (2022年7月26日 15時) (レス) id: 072635462a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イヅキ | 作成日時：2022年7月13日 14時
