オーディション ページ2
乃木坂46、3期生オーディション＿＿＿
その文字を見たとき、言い表せない不思議な感情に包まれた。嬉しいような、不安なような、それでいて興奮しとる。
ななと、姉ちゃんとやっと同じところに立てるかも知れん。これは最大のチャンスや。
そして最後のチャンスかもと感じとった。
A｢さてどうしよ…｣
今から応募用紙を書くわけなんやけど、
ななが、あの偉大なエースの西野七瀬が姉って書いてええんやろか…
もちろん受かりたいけど、コネで合格すんのは嫌やし、逆にコネで合格したなんて批判を恐れて最初から落とされるかも…
A｢やめとくか…｣
結局ななのことは書かんと出した。
あっという間に最終選考まで来てもうた。
みんなスタイルも良くて、キラキラしとって…うちはここで終わるんかな…
？？｢緊張してると？｣
誰やろ…てか初めて聞く方言やな。
A｢ぅん…｣
与田｢与田祐希ですっ！福岡から来ました！ごめんね自己紹介もせんと…｣
A｢いえ、声をかけて貰えて嬉しかったです。大阪出身の西野Aです。｣
与田｢何歳ですか？｣
A｢5月で16歳になりました。｣
与田｢祐希も16歳！あの…もし良かったらなんですけど、友達になりませんか？敬語も外してタメ語で話してほしいとです。｣
"友達"か。
いきなりグイグイ来られたけど不思議と悪い気はせえへん。
A｢ありがとう！祐希ちゃんよろしくね。｣
そんな中、オーディションが始まった。
みんな凄すぎて、うちの番なんて一瞬で終わってしもた。
審査員みたいな人らが話し合いに行った。
何度かあの人らの目が変わったのを覚えてる。
鹿児島から来た大園さんは緊張して泣き出しとったけど、審査員さんたちは何かを感じたらしい。
そして歌が抜群に上手かった東北出身の久保さん。
山下さんは全てがキラキラしとってもう既に一端のアイドルみたいやった。
そして祐希ちゃん。これだけの時間がかかったオーディションで出来た唯一の友達。もう離れてまうんかと思ったらなんか寂しい。
でも、うちは受かっとらん。
そのはずやった。
やのに…
｢西野Aさん。｣
そうか、これでやっとななと同じところに立てんのか。
全員の名前を呼び終わったらしい。
呼ばれたのは13人で大園さんも久保さんも山下さんも祐希ちゃんもおった。
前には昔ななが言うとったような事務所の偉い人がようさんおる。
｢あなたたちは乃木坂46の3期生です。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 142人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「乃木坂46」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まいやん - 主人公がもともと乃木坂が好きでまいやんのことが大好きで憧れて入り、楽屋で姉妹みたいにまいやんと仲良くイチャイチャしている話が見たいです！ (2021年4月23日 18時) (
レス) id: dc8c67f764 (このIDを非表示/違反報告)
真(プロフ) - ななさん» リクエストありがとうございます！一応シリーズ作品として時系列を追って書こうと思っているので少し後になってしまいますが、しっかり書かせていただきます！ (2021年4月18日 0時) (レス) id: 2a1b0f7381 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 夢主が成長痛があっても無理にライブ参加させられて、ライブ後に痛すぎて立てなくなるところを助けるの西野さんやメンバーがみたいです！ (2021年4月17日 22時) (レス) id: 13fa2611f1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：真 | 作成日時：2021年4月17日 21時
