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こうして目指す許可を貰え、私たちはより勉学を頑張ることにした。


早起きして勉強し、昼休みも、放課後も、夜遅くまでお互いわからないところを教え合っていった。


その結果2人とも内部進学の特待生になることが決まった。


私の方は周りの視線が痛かったけど、こっちは努力したんだよばーかと内心笑


進路が決まっても卒業まで気を抜かずに勉強し、私たちは無事に卒業式を迎えた。




先生「卒業生答辞、卒業生代表AA。」


A「はい!」




まさかの卒業生代表として答辞を読むことになるとは思わなかった。


もちろん批判が沢山あったけど、学園長含め教師の満場一致で決まったらしく沢山の親に有無を言わせなかったとのこと。





A「寒い冬が終わり、溶けた雪から春の訪れを感じさせる今日この頃…。」




途中まではカンペ通りに読んでいった。


このまま終わってもいいのかと思い、いい感じのところで(*•̀ᴗ•́*)👍カンペを閉じた。




雄登「A…?」


A「…。」

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作者名:なっち | 作成日時:2023年7月2日 14時

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