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忍務から帰ってきた二人は凄く汚れており、その上至る所に包帯で応急処置されている。伊作がやったのだろう。
『二人ともおかえり。怪我見るから、一旦汚れ落として、医務室にきてね。』
留三「はい」
文次「はい」
二人が去り、走ってくる音が聞こえてきた。これは...
小平「A先輩！怪我した！」
これまた、泥まみれの小平太が医務室に飛び込んできた。
『お前も一旦汚れを落としてこい。手当てはするから。』
小平「分かりましたぁ！！」
忍務の後にあんな元気なのは凄いなと思う。
長次「もそ...失礼します」
『どうした？』
長次「ここ、怪我しました」
長次は腕に擦り傷が出来ていた。
『もしかしてだが、仙蔵と伊作も怪我してるのか？』
長次「もそ...仙蔵と伊作は怪我ないと思います」
『そっか...でも、大きな怪我は無しで忍務が済んだようで良かったよ。』
長次「もそ」
小平「先輩、手当てしてください！」
頭から水を浴びたのか髪が乾いていない状態で小平太は来た。
『小平太、髪くらい拭いてから来いよ。医務室びしょびしょになるだろ。』
私はそう言いながら、小平太の肩にある怪我に布を当て包帯を巻いた。
留三「先輩、お願いします」
文次「俺もお願いします」
留三郎と文次郎も部屋に入ってきた。
『改めて、お前達、怪我多いな。...留三郎、足挫いたのか？』
私は二人の怪我を手当てしながらそう言った。
留三「すみません...」
『いや、無事で帰ってきたならそれでいいんだ。気を落とすなよ。』
仙蔵「伊作っ！？」
外からそう聞こえてきた。
留＆A「『どうした！？伊作！』」
伊作「泥濘に滑ってしまっただけなので大丈夫です。あはは...留三郎も、大丈夫だよ」
『良かった...』
留三「気を付けろよ」
伊作「ごめんね〜...」
『仙蔵、伊作は怪我ないか？』
仙伊「「はい。」」
『良かった。』
伏木「包帯全て干しました」
『ありがと。伏木蔵』
伏木「はい！あ、皆さんおかえりなさい！」
六年「ただいま！/もそ.../ただいま」
『伏木蔵、もう部屋戻っていいぞ。』
伏木「分かりました！では！先輩方もお大事にしてくださいね」
そう言い伏木蔵は帰って行った。
『一年生って、癒されるし尊いよな。解毒剤すぎる』
六年生は共感するように皆頷いた。
この六人、ほんと仲良いよな。
私にとったらこの六人も可愛い後輩で癒しだけどな。
『ところで、文次郎と留三郎今日何があったんだ？』
留三「あ〜実はですね...」
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はるか(プロフ) - qさん» qさん、コメントありがとうございます！楽しんで下さっているようで凄く嬉しいです。^^ (9月12日 19時) (
レス) id: 95c79412d3 (このIDを非表示/違反報告)
q - わあああ！新作ありがとうございます！いつも読んでます！めちゃくちゃ面白いです！ (7月28日 15時) (レス) id: ed7dbd6ca9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるか | 作成日時：2023年7月17日 16時
