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〜伊作side〜
鬼蜘「どうしたんですか？それにさっきのAくんの私に対する反応」
伊作「実はですね...かくかくしかじか...」
舳丸「鬼蜘蛛丸の額の十字傷で」
伊作「はい。」
鬼蜘「そりゃ、そんな事があれば神経質にもなりますよね。バンダナ下げて隠せば大丈夫ですかね？」
伊作「でも、僕らが信頼してると分かればきっと大丈夫です。先輩は凄く優しい人なんです。いつもああって訳で無いので...」
鬼蜘「分かりました。大丈夫ですよ。それに、乱太郎くん達からよく話は聞いてます。今日はそれでお見舞いをと思いまして。」
伊作「そうだったんですか。それじゃ、ごゆっくり。先輩、暇だ〜って騒いでいたので、きっと喜びますよ」
〜Aside〜
しばらくすると伊作と兵庫水軍のお2人が入ってきた。鬼蜘蛛丸さんはバンダナを下げ傷を隠している。
なんか申し訳ない事したなぁ〜。
『イタタ...傷開いてしまったみたいだ。乱太郎、包帯取ってくれるか？』
伊作「いや、先輩じっとしててください。僕がやります。」
『そっか、ありがとう。それと、兵庫水軍のお2人も、そんな顔しないでください。来てくださってありがとうございます。私も兵庫水軍の皆さんの話を聞いて一度お会いしたいと思ってたんです。』
舳丸「それは良かった。」
鬼蜘「そうだ！お見舞いに手ぶらというのもなんなので、今朝取れた魚で料理を作って持ってきたので良かったら！」
『ほんとですか！？今丁度お腹すいてたんです！』
しん「魚の料理 ｷﾗｷﾗ」
乱太「しんベヱのじゃないよ！」
鬼蜘「沢山作ってきたので良かったら皆さんで」
しん「いただきます！」
『しんベヱ良かったねw』
私はしんベヱを撫でた。
伊作「先輩、包帯巻き直すので手を挙げてください。」
『わかった。あ、乱太郎ときり丸としんベヱは目閉じとけよ。』
乱太「僕達平気ですよ？」
『いいから。』
きり「分かりました。」
〜鬼蜘蛛丸side〜
Aくんは凄く優しい子なんだなと、この数分居るだけで感じた。
そして包帯を巻き直す為に露になった上半身には今回に出来たであろう傷に加えて沢山の切り傷などの古傷の跡があった。まだ16でありながら、今までもいろんな困難に立ち向かってきたんだろうなと伝わった。
それにこの筋肉量、見た目と体のギャップが激しすぎて頭がおかしくなりそうだ。
『あの、鬼蜘蛛丸さん、舳丸さん。そんなにじっと見られると流石に恥ずかしいです。』
鬼蜘「すまん、つい。」
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はるか(プロフ) - qさん» qさん、コメントありがとうございます！楽しんで下さっているようで凄く嬉しいです。^^ (9月12日 19時) (
レス) id: 95c79412d3 (このIDを非表示/違反報告)
q - わあああ！新作ありがとうございます！いつも読んでます！めちゃくちゃ面白いです！ (7月28日 15時) (レス) id: ed7dbd6ca9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるか | 作成日時：2023年7月17日 16時
