兼さん「おい主!_怪ウ_ッチのエンマ大王見て俺っていうのやめろ!」 ページ2
『ぐぬう…化学わけわかめ。』
この前、ベンゼンを中心とした反応の二回目の再テストでやっと合格を勝ち取った審神者です。
化学はテストさえなければ素敵で面白い教科なのに…
生物もしかり。三年で文系行ってしまいます先生ごめんなさい。
それに代わって世界史っていいよね!
年号覚えるのめんどいけど、外国のことがもっと深く知れる教科だよ!
こんな歴史があったから、今のこの国があるのかー、とか。
あの時の伝記の人はこの時代の人だったのかぁ…とかね。
薬研「どうした大将?」
『化学がわけわからんから世界史の勉強に移ろうと思う。』
薬研「あっ、なら教科書貸してくれ!」
本丸の医療担当である薬研君は、現世の化学のことを話した時に、興味がわいたらしく、化学の教科書を暇さえあれば漁りにくる。
たまにうまくまとめた自信のないノートまで漁ってくるので焦る。
…今までは必死に止めてはいたが…
せっかく人の身体を得てるんだ。おもしろいことしたいじゃないか。
…絶対僕より彼の方が理系科目できるし←
『あー、ならまずこっちから読んだ方がいいと思う』
と言って、一学期で早々に終わらせた「化学基礎」の教科書を出す。
薬研「ありがとな大将!」
『その教科書、もうすぐ僕は使わなくなるから、君に使われた方が、教科書も本望だろうからな。
…そうだ。声に出したらよく覚えると聞く。
誰か、世界史学びたい
スパーーーン!
?「>>驚きの気配を察知<<」
『来ると思ってた。』
?2「あるじさま、おはなしをするのですか?」
?3「主君、外の世界のお話ですか?」
?4「主命とあらば、お話し相手でも。」
?5「…主は勉強中だといったのに。」
『お、結構そろっちゃったね。
_模試が近いから、その範囲の一番最初からお話を始めようか。』
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作者名:稲妻なのか | 作成日時:2017年3月15日 1時