♯93 会議 ページ48
あ「何で？」
宴の前に隊長会議が行われるそうで、何でか私も参加だと言われた。
マ「知らねェよい、オヤジが言ったんだ。普通なら宴の前に会議なんて
しねェ。…お前のための会議ってことだよい。」
めんどくせぇ、とダルそうな目つきで言ってくるマルコ。
目つきがダルそうなのは元々だっけ？まぁいいや。
あ「…オヤジさんが言うなら。」
きっと何かあるのだろう。
そう思いながら、私は先ほどのおもりを足につける。
マ「……それ一体何キロあるんだよい。」
呆れ顔で言ってくる彼。
あ「…何キロだっけ……あ、ちょっと待ってここに書いてあった。
ん〜と…両方とも『９０�圈戮辰峠颪い討△襦�」
計１８０�圈�
マ「…お前ホントに女かよい。」
あ「一応ついてないよ。」
何を、とは言わないけど。
マ「………早く行くよい。」
あ「…はい。」
自嘲。
＊＊＊
白「おう、来たかA。まぁそこに座れ。」
そう促されて私はオヤジさんの隣の空いている席に座る。
…もう隊長達は全員着席済みだ。
白「…早速だが、Aのことについて触れておく。
Aが異世界人ってなァさっき聞いたな。」
「あぁ…」
「おう」
「納得いかないけどね…」
「うむ」
席のあちこちから応答が返って来た。
難しい表情をしている人が多いが爽やかな人もいる。
『異世界』……か。
少し様子を見ようと黙って続きを待つ。
白「…そのこたァ誰にも言うな。もちろん隊員達にもだ。
…此処にいるおめェらだけの秘密にしておけ。」
あ「…え？」
思わず声を出してしまった。
何で？
白「…『異世界』はこの世界では禁句だ。A、お前も
やたらにそれを口にするな。」
あ「……はい。」
よくわからないが、これだけは理解できた。
……やっぱり『異世界』には何かある。
マ「わかったよい。こいつは普通の女には見えねェからねい。
黙秘しとくよい。」
そう言って彼は二ッと笑った。
…マルコってやっぱ良い奴だな。
別に他の隊長達が悪い奴だとは思ってないけど。
あ「ありがとう、マルコ。」
ふわっと笑う。
マ「!?べ、別に俺は…オヤジに言われたからだよい！///」
顔を赤くして、勘違いすんなとそっぽを向くマルコ。
サ「お？マルコにもついに春ｇ……。」
サッチがそう言いかけた途端、雷のごとく鉄拳が落ちた。
――――バキッ!!――――
マ「おめェは黙ってろい!!!」
超痛そう。
サッチは頭を抱えて唸ってる。
.
.
…マルコでも照れるんだ。
＊
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ルナ - この作品ダサいと言わんといて (2013年8月29日 15時) (
レス) id: 95cea71d40 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - good×１００００ (2013年8月28日 18時) (レス) id: 95cea71d40 (このIDを非表示/違反報告)
nan@*(プロフ) - 早いもので、気づいたらもう�癸欧�終わっていました……；； 続編で皆さんにまたお会いできることを願っています!!ヽ(；▽；ノ (2012年7月22日 23時) (レス) id: 2ececf99ef (このIDを非表示/違反報告)
nan@*(プロフ) - 梨子さん» コメありがとうございます！>_< 続編も読んでいただけると嬉しいですb (2012年7月22日 23時) (レス) id: 2ececf99ef (このIDを非表示/違反報告)
nan@*(プロフ) - ◇レン◆さん» そう言って頂けるととても嬉しいです!!´∀｀頑張ります！ (2012年7月20日 21時) (レス) id: 2ececf99ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nan@* | 作成日時：2012年5月5日 15時
