♯65 海軍支部５ ページ20
クザンが右手に冷気をまとい、シャンクスの肩を掴もうとした。
――――ガシッ！！――――
ク「！！？」
そんなことさせるか！
咄嗟にクザンの首に抱きつく。
あ「シャンクス、バギー！！先行ってて!!!」
シャ「な！？」
バ「何言ってんだオメェ！！」
あ〜もう、早く行ってよ！
あ「絶対に追いつくから！！」
そういうと、バギーは納得したようでシャンクスの腕を引いた。
シャ「何すんだバギー！！」
バ「うっせェ、早く行くぞ!!!」
バギー…さんきゅ。
そう思ってたのもつかの間。
…そうだ、私抱きついたまんまだった。
ク「Aちゃん、やっぱり能力効かないんだね。」
困ったような顔を浮かべながら言う。
あ「離して、クザン。」
腰を掴まれてがっちりホールドされていた。
ク「海賊なんかやめて…海軍に入りなよ。」
あ「ごめんね、私海軍には向いてないの。それに、あの二人と
一緒にいたいから…。」
私は私のやりたい様に生きる。
そういう風に船長にも言われたから。
ク「…残念だな。」
あ「クザン、私は海軍であるアンタのことが嫌いじゃない。
だから……また私をお茶に誘ってね？」
顔をクザンの耳に近付けて言った。
ク「！？」
力が緩んだ。
…よし、行くか！
――――スッ…スタンッ！――――
うまくクザンの腕を離し、地面に着地した。
ク「！！」
あまりの早技に驚いた顔をするクザン。
あ「じゃあ、またね！」
ヘラっと笑って走り始めた。
ガ「待てェい!!!」
ふと大きな声に振り返る。
あ、ガープさんまだ追いかけてきてる…。
そしてクザンは唖然として立っていた。
あ「おじいちゃん！またね！！」
笑顔で言う。
ガ「おう、また来るんじゃぞ！！」
そう言われたのでほっとして窓から外に飛んだ。
たぶん海軍の人にはまたお世話になる。
もちろんあの人達にも。
…はぁ、今日は筋肉痛だな。
――――――――――――――――
その後のクザン。
ク「(…おいおいマジかよ……。)」
頭をかく。
…耳元で言われた言葉。
ありゃ反則だろ。
あの年で誘惑とは…。
…ヤベェ、惚れた。
まさかあんな少女にな。
俺はもっとナイスバディの姉ちゃんが好みだったはずだが。
……何て様だ。
最後の笑顔に不覚にも目を奪われたのは言うまでもない。
ク「(……『またね』…か。)」
嫌でも会いに行ってやる。
.
.
.
その時はまた海軍に勧誘しよう。
＊
ラッキーアイテム
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8
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ルナ - この作品ダサいと言わんといて (2013年8月29日 15時) (
レス) id: 95cea71d40 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - good×１００００ (2013年8月28日 18時) (レス) id: 95cea71d40 (このIDを非表示/違反報告)
nan@*(プロフ) - 早いもので、気づいたらもう�癸欧�終わっていました……；； 続編で皆さんにまたお会いできることを願っています!!ヽ(；▽；ノ (2012年7月22日 23時) (レス) id: 2ececf99ef (このIDを非表示/違反報告)
nan@*(プロフ) - 梨子さん» コメありがとうございます！>_< 続編も読んでいただけると嬉しいですb (2012年7月22日 23時) (レス) id: 2ececf99ef (このIDを非表示/違反報告)
nan@*(プロフ) - ◇レン◆さん» そう言って頂けるととても嬉しいです!!´∀｀頑張ります！ (2012年7月20日 21時) (レス) id: 2ececf99ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nan@* | 作成日時：2012年5月5日 15時
