♯62 海軍支部２ ページ16
支部の中をしばらく歩いて行くと、
一つのドアの前でクザンの足が止まった。
ク「ガープさん、俺です。」
………え？
ガープさ、ん…！？
いやいやいや、ダメでしょ。
もしかしたらオーロ・ジャクソン乗ってた時ので
顔覚えられてるかもじゃん。
ヤバいよ、マジでヤバいよコレ。
「おう、クザンか！まぁ入れ。」
ドアの中からあの元気な声が響いた。
――――ガチャッ――――
と、とりあえず他人のふりだ。
ガ「今日はまたどうしたんだ？そんなに可愛い娘を連れて。」
ガープさんだ。
今冷や汗半端ないと思う。
…でもまぁ、可愛い娘はともかく……一応バレてないのかな？
ク「あ〜、ちょっとこの娘のことで気がかりなことがありましてね。」
何で上司の前でもダルそうなんだよお前は。
ガ「…なんだ？」
目を細くして私を見る。
…え、何さ。
ク「俺の思い過ごしだと思うんスけど……。」
ちょっと間をあけて言った。
ク「この娘、例の異世界人かもしれませんわ。」
それを聞いた瞬間、ガープさんが私に詰め寄ってきた。
え、何でわかったの？
私どうなるの？
捕まるの？
実験台にされるの？
てか、ガープさん顔近くない？
頭の中で疑問が渦巻いた。
…ガープさんが口を開く。
ゴクリと唾を飲む音が聞こえた。
ガ「まぁ、楽にしろ！どうじゃ、せんべいあるぞ？」
そしてパッと笑みを見せた。
『ガクッ』という効果音が聞こえてきそう。
あ「え、あ、はい…いただきます。」
はぁ…思考がついていけんわ。
ク「え〜、俺の誘いは全否定だったのになァ。」
アンタは明らか妖しいっての。
ガ「がっはっはっ！面白い娘だ、何て名前なんだ？」
あ「Aと言います。」
何で皆面白いって言うんだ？
……確かオヤジさんの時もそうだったような。
――――――――――――
そうして数十分の時間が過ぎた。
お茶飲んでせんべい食って…。
こんな会話もあった。
ガ「A、お前海軍に入らんか！？」
あ「いえ、大丈夫です。」
ガ「…ならわしの孫にならんか！？」
孫ねぇ……娘じゃないならいいのかな？
オヤジさんは白ひげだしねｂ
あ「じゃあお言葉に甘えて、おじいちゃん。」
そう言って笑う。
その後、ガープさんの機嫌が良かったのは言うまでもない。
.
この時私はあの二人のことなど全く忘れていた。
＊
ラッキーアイテム
革ベルト
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あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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ルナ - この作品ダサいと言わんといて (2013年8月29日 15時) (
レス) id: 95cea71d40 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - good×１００００ (2013年8月28日 18時) (レス) id: 95cea71d40 (このIDを非表示/違反報告)
nan@*(プロフ) - 早いもので、気づいたらもう�癸欧�終わっていました……；； 続編で皆さんにまたお会いできることを願っています!!ヽ(；▽；ノ (2012年7月22日 23時) (レス) id: 2ececf99ef (このIDを非表示/違反報告)
nan@*(プロフ) - 梨子さん» コメありがとうございます！>_< 続編も読んでいただけると嬉しいですb (2012年7月22日 23時) (レス) id: 2ececf99ef (このIDを非表示/違反報告)
nan@*(プロフ) - ◇レン◆さん» そう言って頂けるととても嬉しいです!!´∀｀頑張ります！ (2012年7月20日 21時) (レス) id: 2ececf99ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nan@* | 作成日時：2012年5月5日 15時
