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ということで
ラップをかくんだけど
｢バーノン、どうしよう｣
｢Aヌナっぽいの書いてくださいよ｣
｢難しい｣
｢いっつもいいの作るくせに｣
｢サムギョプサル食べないとできない｣
｢はぁ｣
年下にため息つかれた…
伝えたいことは沢山あるけど
それを韻を踏んでってなるとまた
難しくなるんだよね。
バーノンも忙しいのか
あと15分しかいれないみたい。
｢いいですかヌナ。思いついたこと書き出すんです｣
｢うん｣
｢そこから言葉を見つける｣
｢…うん｣
｢言い換えたりしないとできませんからね｣
じゃ、俺は行くんで。
バーノンは手をひらひらとさせて
部屋を出ていってしまった。
薄情もの…
まぁ仕事だから仕方ない。
１人部屋にこもって考えるのも
嫌になってきたし、と
カフェに出て考えることにした。
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作者名：こずえ
| 作成日時：2017年11月19日 20時
