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そんなこんなで
代表がやってきて
各自席につく。
｢A、作曲してきたのか？｣
｢うん｣
｢…ヌナ相変わらずのタメ口｣
｢聞かせてみろ｣
｢スングァン無視されてるし｣
代表に言われ
私は作ってきた曲をきかせる。
なんなら
作詞してみました、と
それに合わせて歌った。
｢…なんだかAの曲とは思えないな｣
｢彼らのイメージで作ったの｣
｢Aらしさがないと思うが｣
｢ラップで出すから大丈夫｣
｢そうか…じゃあそれでいこう｣
ノリが軽い。
私単体でのアルバムのときも
Aっぽいからそれ、とか
雰囲気いいからそれ、とか
ほんとにいいの？って
聞きたくなるくらいの即決で
毎回困惑している。
その想いが表情に出てたのか
｢俺はAを信用してるから｣
と笑顔で言ってくれた。
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作者名：こずえ
| 作成日時：2017年11月19日 20時
