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｢スングァン、頑張ってます？｣
ジフンの問いかけに
スニョンもご飯を頬張りながら頷く。
みんなお兄ちゃんだなあ。
私はにっこり笑って
｢相変わらずうるさい｣
｢あぁ…｣
｢それは何ともできないです｣
｢やっぱり？｣
２人も
お手上げ、みたいな顔で
首を横に振っている。
私は卵焼きを彼らにおすそ分けし、
ビールを飲み干した。
｢私は帰るね｣
｢え、Aヌナ、もう帰るんですか？｣
｢一緒にいるのバレたらうるさいでしょ｣
世間も、メンバーも。
その言葉に何かを察したのか
ジフンがお疲れ様ですと
頭を下げてくれた。
不服そうなスニョンに
ごめんねと手を合わせて
会計をする。
おっちゃんに
これで彼らのぶん払っといて、と
お金を渡したから
たくさん食べて帰るんだぞ。
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作者名：こずえ
| 作成日時：2017年11月19日 20時
