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8. ページ8

洗濯物の量が多すぎて
何度回しても終わらない。


その間に貰った資料を見ていたが
チームZは他にも
面白い選手が揃ってるようだった。




「…その辺散歩でもしてよ」



ランドリー室を出て
迷路を解き明かすかのように
だだっ広いこの室内を歩き回る。


途中、何やら賑やかな声が聞こえてきたので
そちらに足を向けてみることにした。






「あ、潔くん」


隙間から見えた彼は
先程挨拶した彼だった。

仲間たちともみくちゃになっており
ズルいだのなんだの騒いでいる。



仲がいいのはいい事だ。





「おっと…よっかかりすぎた」


少ししか空いてなかったドアが開き、
私の体は吸い込まれるように
練習室と思われる場所に入っていく。





「噂をすれば、もしかして大学生?!」

「噂…?って、うわ!」




巨体が突進してきた…

9.→←7.



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作者名:こずえ | 作成日時:2023年3月6日 16時

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