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血？
何の話をしてるんだか。
『そんな、訳ないでしょ？』
カイ「本当だって！口から血が垂れてるんだって！」
カイの焦りように嘘じゃないって思って口を触ってみた。
『何、これ？』
私の手には赤黒い血が大量についていた。
床を見れば血が垂れていて血だまりができていた。
『どうしよう…どうしたらいいの…？』
カイ「落ち着け。大丈夫だから。とりあえず救急車呼ぶぞ。」
何をどうしたらいいか分からない。
『ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ』
段々過呼吸になって息がしにくくなってくる。
カイ「落ち着けって。」
そう言いながら、背中をなでてくれる。
カイ「大丈夫。大丈夫だから。深呼吸して。息吸って？」
『ｽｩｰ』
カイ「吐いて？」
『ﾊｧｰ』
カイ「治まった？」
『うん。』
落ち着いた私は徐々に痛みを感じてきた。
口。
腕。
みぞおち。
足。
全身が痛かった。
ﾋﾟｰﾎﾟﾋﾟｰﾎﾟﾋﾟｰﾎﾟ
ｶﾞﾁｬﾝ
救急員「大丈夫ですか！歩けますか！」
痛みを耐えるのに必死で喋ることも難しい。
カイ「無理だと思います。」
救急員「ご家族の方ですか？付き添いお願いします。そっち担架用意して〜！」
カイ「違います。…友達です。」
友達、か。
そこは彼氏って言って欲しかったな。
こんな状況なのにそんなことを考えていた。
救急員「分かりました。他にいないようですので一応乗って貰えますか？」
カイ「はい。」
私は意識が薄まって、力も抜けてカイにもたれ掛かった。
カイ「ごめんな。A。」
カイの言葉を聞いて私は目を閉じた。
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ミンミン - ストーリーの発想に尊敬します。私もですけど期末テスト頑張ってください! (2021年2月28日 0時) (
レス) id: a256d35ef2 (このIDを非表示/違反報告)
葵月（めい） - 明けましておめでとうごさいまぁぁぁぁぁぁぁす！この作品を見てくれてる方！いつもありがとうございます！これからもよろしくお願いします！完結まで見ていただけたらうれしいです！ (2021年1月1日 0時) (レス) id: 89e9f9ebd7 (このIDを非表示/違反報告)
葵月（めい） - 日向さん» カイと付き合える夢主ちゃんが羨ましい笑笑あんなお父さんだったら速攻家出しますね笑笑 (2020年12月7日 22時) (レス) id: 89e9f9ebd7 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - カイ君カッコイイ―！お父さん最低ですね(笑) (2020年12月2日 18時) (レス) id: 04323282de (このIDを非表示/違反報告)
葵月（めい） - 日向さん» 私もこんな彼氏ほしいです！実は私の好きだった人をモデルにしてます(o^−^o) (2020年11月10日 7時) (レス) id: 89e9f9ebd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい | 作成日時：2020年8月16日 14時
