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ｶﾞﾁｬ
『ただいま…』
アニが泊まりに行ってまだ2日目。
私達にはなんの変化もなく、強いて言うなら私の感情が無くなったことぐらい。
でも、私が感情を無くしたところであの人たちは何も思わない。
私も、あの人達がどうなろうともうどうでもいい。
いっそのこといなくなってくれたって構わない。
ｶﾞﾁｬ
リビングに入ると、4人いた。
私は、いつものルーティーンをするだけ。
次第に上に上がっていく、あの人達。
ホソク「ねぇ、」
ホソクさんだけが残っていた。
『…』
喋る必要性を感じない私は黙々と料理を進める。
この人達と喋っている時間はどんな時間より無駄だ。
ホソク「名前、思い出したよ。」
ﾋﾟｸｯ
ホソク「別に答えなくていい。ただ聞いて。」
そう言うホソクさんは苦しそうな顔をしていた。
ホソク「今日の朝、アルバムを見つけたんだ。全員の出産直後の写真とその隣に名前が書いてあったんだ。Aだよね？」
私は椅子に座ってご飯を食べながら聞く。
名前を呼ばれた時心の隅の隅で嬉しさがあった。
ホソク「順番に見ていったら、最初は兄妹全員仲良く笑いあっている写真ばっかりだった。俺達もお前と仲良くてアニとお前も仲が良かった。けど、ある日を境にお前だけが少し距離置いて無理して笑ってる写真しかなかった。小5の誕生日の日には笑っていなかった。中学生になると写真さえなかった。」
小1の誕生日のとき、私達双子は喧嘩をして私はプレゼントをアニに全部取られて部屋にあるもの全部壊された。
私は耐えきれなくなってアニを押した。
私の方が酷いことをされているのに泣いたアニをこの人達は庇った。
ホソク「俺さ、それ見てすっごい後悔したの。俺達がお前を無愛想な奴にさせて俺達がお前の感情を奪ってたんだって。」
ホソク「だから許してくれ。」
『嫌だ。私はあなた達を許す気はない。』
当たり前でしょ。
10年間冷たくされ、愛されなかったんだから。
謝って済むことじゃない。
『謝って済むとでも？どうせ今だけなんだし。アニが帰ってきたら元に戻るだけ。』
ずっと後悔しとけばいいんだ。
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ち - この小説の何がいいの笑お気に入り登録とか心外です笑 (2022年12月23日 17時) (
レス) id: ae432575d3 (このIDを非表示/違反報告)
葵月（めい） - Liveさん» ありがとう！今見てびっくりしています！これからもファンであり続けてね！ (2020年8月16日 21時) (レス) id: 89e9f9ebd7 (このIDを非表示/違反報告)
Live - 続編おめでとう！そして100,000hitおめでとう！これからも私はめいのファンです！！！ (2020年8月16日 19時) (レス) id: 3e70c0de8e (このIDを非表示/違反報告)
葵月（めい） - 陽菜さん» 怖いね〜自分でもおもうんだけど、これのモデルがまたいるわけだよ。もう、怖いわ。モデルになってるやつには極力関わりたくないね。だっていじ められるし〜。その癖して男子にモテんの！男子の目は節穴だわ！ (2020年8月16日 14時) (レス) id: 89e9f9ebd7 (このIDを非表示/違反報告)
葵月（めい） - ソルティーヤさん» コメントありがとうございます！いやぁ…書いてる私でも怖いわぁ〜最後まで見てほしいです！私、塩大好きです。←どうでもいいわ笑笑 (2020年8月16日 14時) (レス) id: 89e9f9ebd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい | 作成日時：2020年6月11日 23時
