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その後一週間は、新人(主に笠原)が書庫業務を覚える為に堂上班は書庫勤務となった。
しかし...
「なんだ彼奴は？皮膚病か？」
堂上教官が、笠原を見て呟く。
「特訓の弊害ですよ」
「なんだ深瀬、聞いてたのか」
「毎晩柴崎にしごかれてるんですよ。柴崎が作った問題に間違えるごとに、チョコ1個。寝る前のチョコは、お肌と体重に影響しますからね」
「あいつはいったい幾つ間違えてるんだ...」
心底呆れた様子で堂上教官が呟く。
「毎回20個前後ってとこですかねぇ」
「くくくっ、柴崎さん、えげつないねぇ。深瀬さんも一緒にやってるの？」
いつの間にか小牧教官まで寄ってきていた。
「はい！毎日1、2個は食べてます」
「深瀬さん、肌きれいなんだから」
教官の手が私の頬に触れる。
「頑張ってね？」
顔を覗き込んでにこっと微笑まれて、顔に熱が集まったのがわかった。
んっ？この香り...！
教官、あの香水使ってくれてるんだ！
「は、はいっ！頑張りますっ！」
「まあ、いつあのニキビがひくのか見ものだよね〜」
私から離れながら教官が言った。
「あ、ああ。...作業、戻るぞ」
なぜか引き気味の堂上教官の指示に従って、小休憩は終わりを告げた。
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るり(プロフ) - 絢さん» ありがとうございます！！ご期待に添えるように頑張ります！ (2017年5月13日 5時) (
レス) id: f6d4dd4d44 (このIDを非表示/違反報告)
絢(プロフ) - この作品、すごく好きでいつも読ませていただいてます！頑張ってください！ (2017年5月11日 20時) (レス) id: 021a2c26af (このIDを非表示/違反報告)
無名 - こんにちは、堂上教官ファンです。作品すごくおもしろうです。 (2017年3月29日 15時) (レス) id: 30bcd37fb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るり | 作成日時：2017年3月4日 20時
