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(やっぱり、男の子に色付きの傘はちょっと嫌だったかな)
(顔も見えない知らない人に急に傘差し出されるとか、怖いよね…)
悩めば悩むほどネガティブなことしか考えられなくなって、結局頼るのはこの人。
悠仁「は〜！？なんでそこで顔見せて話さねーんだよ」
「だって、緊張しちゃって…」
悠仁「でもチャンスじゃん、姉ちゃん。」
「え？」
悠仁「だって、とりあえず傘は貸した訳でしょ？いつかは返しにくるじゃん。その時が話すチャンスだよ！」
悠仁「で、ついでに連絡先も聞いちゃって、放課後ならついでに一緒に帰れるっしょ！バス停まで道一緒なのは確定だし」
どうしよう、うちの弟が天才すぎる。
「ほんとだ！悠仁ありがと、でも、」
そんな上手くいくかな〜。
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作者名：75 | 作成日時：2024年4月3日 10時
