妄想の暴走�� ページ25
side JN
もぞ、もぞ。
腕の中でなにかが動く気配を感じて、目を開けた。
『あ』
シャロナと目が合った。そうだ、あのまま寝ちゃったんだ。
「…おはよ、体調はどう？」
とりあえずおはようと言ったものの、時計に目をやるとまだ3時だ。
『少し、良くなったかな。オッパ、ありがとう。そばにいてもらって…おかげで良く寝れたみたい』
恥ずかしそうに目を伏せながら言うシャロナ。
お礼を言いたいのはむしろこっちだ。
「オッパも良く寝れたよ。シャロナのおかげ」
そう言って頭を撫でる。
すると少し嬉しそうに笑って、こちらをじっと見ている。
「…そんなに見てどうしたの？かっこいいって？」
『ふふ…うん。いつもかっこいい』
自分ではいつもハンサムだ、とかナルシストを演じているけど、実際はテヒョンだとかジョングクの方が一般的にカッコいいのはわかっている。
それでも、シャロナに言われると嬉しい。
「オッパのどこがカッコいい？言ってみ！笑」
冗談めかして聞く
『見た目？ふふ、そうだなぁ。この情熱的な目もカッコいいし、主張しすぎないスマートな鼻もカッコいいですねぇ、それから…』
シャロナは楽しそうに、ひとつひとつにそっと触れながら話す。もう可愛すぎてしにそう。
『…1番好きなのは口かな？』
あ、同じだ。
ドキッとした。運命じゃん、なんて思ってしまう。
それにカッコいいのはどこかって聞いてるのに、好きなのは口とか。ときめいちゃうじゃん。
嬉しすぎて思わず笑ってしまう。
『あ、あとね、肩幅！笑』
自信満々にそう言ったと思ったら、
『昨日ギュッとしてもらって、すごく安心出来たよ』
と、恥ずかしくなったのか声がだんだん小さくなる。
いや、もう無理…
たまらずギュッと強く抱きしめる。
肝心の本人はふざけてるのかと思って、オッパ〜なんて言って笑っている。
はあ。これ以上はやばい。
「オッパ、セジンさんに言われてるから部屋に戻らなきゃいけないけど…大丈夫？」
『うん、大丈夫。ありがとうオッパのおかげで元気になった。また明日ね』
「もう今日だよ」
あ、そっか、と微笑むシャロナ。
もう何しても可愛い。重症だ。
シャロナの部屋をあとにする。
「あ、そういえば…」
シャロナのスマホにはたくさんの通知が来ていたようだった。
伝え忘れちゃったけど、気づくよね
誰から来てたのかも気になったけど、それよりこの夜の出来事が幸せいっぱい過ぎて、自分の唇を思わず何度も触ってしまった。
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Charlotte(プロフ) - やこさん» 遅くなりました！ありがとうございますー！！そう言ってもらえると励みになります(^^)早めに更新出来るように準備しますね！！ (2021年5月15日 17時) (
レス) id: f121e2d633 (このIDを非表示/違反報告)
やこ(プロフ) - 毎日の楽しみです！続編待ってます！ (2021年4月17日 21時) (レス) id: dfb73e934c (このIDを非表示/違反報告)
Charlotte(プロフ) - ymam30さん» コメントありがとうございますー！！一気読みしてもらえたの嬉しいです！！励みになります！毎日更新目指してますので、これからも読んでいただけたら嬉しいです(^^) (2021年4月15日 22時) (レス) id: f121e2d633 (このIDを非表示/違反報告)
ymam30(プロフ) - 面白くて一気に読みました^^続きが楽しみです。応援してます！ (2021年4月15日 11時) (レス) id: b8f82c7081 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Charlotte
| 作成日時：2021年4月13日 20時
