第3話 ページ4
「やっと捕まえた！！｣
ふわふわ…かわいい…ハッハッ、って私の気も知らずに呑気に…
でも可愛いからオールオッケー！！
「本当にありがとうございます…！｣
「大丈夫ですよ！次から気を付けてくださいね。ベティちゃんも、飼い主さん困らせちゃだめよ！｣
「ワン！｣
元気な声と共に顔をなめられる。
くすぐったい！かわいい！
飼い主さんと別れた後。
「わりと時間かかったな…みんなの所に戻らなきゃ。今何時…？｣
…はた。
「…？…ん！？ん！？｣
Aはとんでもないことに気がついた。
「…銀時計がない…！！｣
嘘！？なんで！？いっつもコスチュームの(じゃなくても)スカートに引っ掻けてるのに…！
すられた？落とした？
どっちにしろマズイ…！！国家錬金術師の証…！純銀製だし…あれの中身…
さっきの路地裏に行ってみたけどなかった。
とにかく3人に言おう…
3人…さんに…
�’�豪君に言う→「何やっとんだアホが！！自覚ないんかマッドサイエンティストが！！んな大事なモンぐらい自分で管理しろや！！｣
罵倒される。とにかく怒鳴られる。怖い。
��轟君に言う→「おい何やってんだA。それは流石になくしちゃマズイだろ…！！ただでさえ俺たちはオマケでもこんな重要な任務に挑ませてもらってんだ、とにかく急いで探すぞ！｣
爆豪君とは違う怒り方。冷静に正論を言われる。打つ手なし。絶対不機嫌になる。怖い。
�Ｎ价�君に言う→「ええ！？あの銀時計なくしちゃったの…！？た、大変だ…！！僕も協力するから早く見つけよう！｣
多分怒らない。状況を瞬時に判断してくれる。優しい。緑谷君◎。
「緑谷君に言おう…！｣
──
「あ、Aさん！あのワンちゃんどうだった？｣
「ちゃんと届けてきたよ！あの、緑谷君、ちょっとこっち…｣
「ん？なあに？｣
「実はね、─銀時計…なくしちゃった。｣
「ええ！？｣
「お願い、このこと爆豪君と轟君には─｣
「聞こえてんぞマッドサイエンティスト女が！！｣
「銀時計、なくしちまったのか…？｣
「ごめんなさぃぃぃぃぃぃ…！！！｣
──
少し前、あの少年─ロディはAが落とした銀時計を見つめていた。
「すげぇ…純銀製じゃん…売ったらいくらになんのかな。中身は開かねぇけど…｣
秒針の音がする。
「pi〜！｣
少年の鳥、ピノは怒ったようにロディをつつく。
「んだよピノ…取り敢えず今は仕事だろ？｣
ロディは自分のポケットに銀時計を突っ込んだ。
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桜花(プロフ) - ぬこの妖精の別アカさん» ありがとうございます！！！！ (2022年5月22日 20時) (
レス) id: e0b4a0dc7c (このIDを非表示/違反報告)
ぬこの妖精の別アカ - おもしろぉぉい！！！評価しとこ！！ (2022年3月24日 17時) (レス) @page16 id: 7e7b7e13b9 (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - あぽろさん» ありがとうございます！！頑張ります！！！！！ (2021年9月4日 21時) (レス) id: 88b0c2d2d1 (このIDを非表示/違反報告)
あぽろ(プロフ) - この作品めちゃくちゃ面白くて大好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2021年9月2日 22時) (レス) id: ebcad6c5f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜花 | 作成日時：2021年8月30日 20時
