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sh side








すぐさま車から降りて
少し早歩きのヒスニヒョンに並んでカフェに入った




店員「いらっしゃいませ。空いてる席にどうぞ」




カフェ内はとても洒落ていて
何だかソワソワする






hs「ソンフナ、何にする?」

「アイスコーヒーで」

hs「分かった。俺もアイスコーヒーかなぁ」





ヒスニヒョンはメニューと
数秒、にらめっこしたあと店員を呼んだ





hs「アイスコーヒー2つとこのパンケーキください」

店員「かしこまりました。」





店員さんが裏へ行くと
ヒスニヒョンがカフェを見渡してから
俺の方へ向いた






「ヒスニヒョン、どうしたんですか?急に」

hs「聞きたいことがあってさ。」






聞きたいこと、聞きたいことってなんだ?

いくら考えても分からなそうだ







hs「…ソンフナってさ」




ヒスニヒョンは一度、下を向いて
またこちらを見て口をゆっくりと開いた

自然と唾を飲んでしまう






hs「Aさんのこと、好きでしょ?」






心臓が跳ねて、ドクドクと鳴る


度肝を抜かれたような気持ちに
一瞬でなってしまった








「…気付いてたんですか?」

hs「うん、HYBE運動会で気付いた」






ヒスニヒョンは、いつの間にか
来ていたアイスコーヒーを一口飲んだ


それに続き、俺も一口飲む
喉が渇いて仕方がなかったから





hs「駄目とは言わないよ」

hs「でも、ENGENEのこともAさんのことも
ちゃんと考えてね。ソンフナ」






そう言って、ヒスニヒョンは
たった今きたパンケーキを黙々と食べ始めた



俺は指を弄りながら時々アイスコーヒーを飲む

それしか出来なかった




今までAさん、Aさんって
舞い上がってた自分が馬鹿馬鹿しくて。

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作者名:名無し | 作成日時:2023年5月21日 20時

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