しつこいです、ソンフンくん。 (ページ8)

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sh side

「ん…」

朝起きて、今日がオフの日だと気付き
二度寝しようと再び掛け布団を手に取る

が、その手を誰かが掴んだ

「…なんですか」

「ヒスニヒョン」

そこには、いつもなら一番遅く起きてくる
最年長のヒスニヒョンが居た

hs「朝はまずおはようでしょ、ソンフナ」

hs「ちょっと行きたい所あるから。行こ？」

俺は断わろうと思ったが
ヒスニヒョンの微笑みの圧に耐え切れず
了解してしまった

俺は素早く支度を済ませて
ヒスニヒョンと宿舎を出た

hs「中々無いんじゃない？このペア」

「確かに、珍しいですね」

車に揺られながらヒスニヒョンは
いつも通り、話している

なぜ急に俺と出かけを誘ったのだろうか

まさか、荷物持ち？

hs「ソンフナを連れてきた理由、
荷物持ちを頼みたいからとかじゃないからね」

「え、あ、はい」

ヒスニヒョンって、超能力者だったっけ…？

でもやっぱり荷物持ち以外に思い浮かばなくて
何をされるんだろうと内心不安になっていると
ヒスニヒョンが降りる支度をし始めた

hs「降りるよ」

辿り着いた場所はこじんまりとしたカフェだった