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sh side
昨日の複雑な感情が残るまま、朝を迎えた
あまりよく眠れなかったせいか、体がだるい
でも今日も仕事があるため、いくら嫌でも起きる
いつものように顔を洗い、朝ごはんを食べて
歯磨きをして身支度を整えた
jw「ヒョン、なんか今日だるそうですね」
既に身支度を終えてソファに座るリーダーが
俺を一目だけ見て、そう言った
「昨日寝れなくてさ」
jw「今日、現場に着くまで少し時間かかるし
バンの中で寝たほうがいいんじゃないですか？」
「そうするよ、ありがとう」
俺が礼を言うと「はい」とだけ言って
スマホに目を移した
やっぱりリーダーなんだな、と改めて実感すると共に
俺の勝手な私情で心配をかけてしまったことに
すごく申し訳ない気持ちになった
俺もソファに座り、スマホを見ていると次々と
身支度を終えたメンバーが集まったため
4人と3人に別れてバンに乗り、現場に向かった
バンの中は俺以外にジェイクとソヌとニキが居て
かなり騒がしく、特にニキとソヌが騒いでいた
きっとまた、ソヌがイヤフォンでも隠されたのだろう
sn「…あ！そういえば！」
ソヌが手をパンっと叩き、満面の笑みで
何かを思い出したように声を上げた
「なんだ」とは思ったけど
俺は眠りたいから窓に寄りかかって目を閉じた
sn「ルセラのAさんと
連絡先交換しちゃったんだよね〜」
もう少しで寝れそうな時に
ソヌの言葉が俺の脳内に響いた
「…は？」
自分でも引くくらいの低い声が
出て、ソヌも少しビクッとしていた
ソヌ、今、なんて言ったんだ。と言いたくなったが
気まずい空気になってしまい言い出せそうになかった
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作者名：名無し | 作成日時：2023年5月21日 20時
