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sh side








俺はゆっくりとベッドから起き上がって
小さく伸びをした


時計を見ると、まだ昼過ぎの時間だった




「練習しに行くか…」




今の複雑な気分を晴らすために
俺は練習しに行こうと支度を始めた





練習室に着き、ストレッチをしてから
練習を始めた


思うように踊れない

早くこの気分を晴らさなきゃ



「ステージに支障が出る…」



ENGENEにも心配をかけてしまう。





静けさが目立つ練習室が少し苦になってきたのと
動いて喉が渇いたので俺は自販機に向かった







「…あ」






自販機へと歩いて、
俯いていた顔を起こした目の先には
今は会いたくないような、会いたいような。






A「どうも、」






そんな複雑な感情と共に
彼女に会えたことへの嬉しさが込み上げた







「Aさん…」

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作者名:名無し | 作成日時:2023年5月21日 20時

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