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なんてことがあって付き合い始めたあの日から早くも5年が過ぎた
今では大阪と東京の遠距離になってしまった私たち
かといって全く会えていない訳では無く
初めの頃は毎週帰ってくる見取り図を見て
ほんまに東京行ったん？と言ってしまう程だった
ただ、最近は彼の相方には会えても彼には会えない日々が続いている
「 姉さんただいまです！ 」
ほらまた。相方は来るのに彼の姿が見えない
「 まさは？ 」
盛「 姉さん。おかえりもなしにそれは酷すぎますて 」
「 いや毎週帰ってきてるのに東京ぶらんといて？ 」
盛「 東京ぶってませんって！ 」
「 なんであんたばっかりに会わなあかんの 」
盛「 ほんまに酷いですよ？ 」
「 ほんで、まさは？ 」
盛「 はぁ。今日は俺が早めに来ただけであいつまだ新幹線も乗ってないと思いますよ 」
「 はぁ？一緒に来るやろ普通は！」
盛「 理不尽過ぎますって姉さん！」
「 もぉ見取り図嫌いやわ！帰ってくな！」
盛「 えぐ！この人えぐいこと言うたはる 」
なんて騒いでるモリを見て笑ってると
「 俺も帰って来て欲しくないってこと？ 」
そう言って突然後ろから抱きしめられた
「 あ、おかえりまさ 」
リ「 ただいまやけどほんまに俺に帰ってきて欲しくないん？ 」
「 そんなん一言も言うてへんやん 」
リ「 だって見取り図帰ってくんなって 」
「 見取り図というよりモリシやな 」
盛「 いやめっちゃ悪口言うてますよ？ 」
「 なんやあんたまだおったんかい！ 」
盛「 ほんま酷いわ！邪魔者は消えますよ！ 」
リリー出番までには帰ってこいよ！と言って出ていった
リ「 モリシと何話してたん？ 」
「 なんで？嫉妬したん？ 」
リ「 してない 」
「 一人で帰ってこんとまさと一緒に帰って来てって怒っててんで 」
リ「 ふーん 」
「 あ、照れてる 」
リ「 照れてない 」
「 可愛いなぁ 」
将企の頭をヨシヨシしてると
リ「 いつまで後輩扱いするん？ 」
そういって手を捕まれそのままソファーに押し倒された
「 まさ、、、 」
リ「 その顔いけんって我慢出来んなる 」
「 っん、、、 」
優しく押し付けられた唇
何度も何度も角度を変え
酸素も思考も奪われる
「 まさき、、、会いたかった 」
リ「 、、、っつ、、、 」
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作者名：わかにょ | 作成日時：2022年9月27日 22時
