社内ベビーシッター3

3 ページ20

がまん3




ん？なんか叫び声が聞こえた…


一本足りないフォークを探してる間、三人には大人しく待ってるように言ったんやけど、どたどた音が聞こえたり言い合ってたり。

まぁ流石に赤ちゃんやないし手では食べんやろうと思った瞬間の叫び声。と同時に見つけたフォーク！！



急いで三人のところへ向かうと、




「とも！りゅうが！」

「ぼくがまんしてたんやで！！」


わいわいとのんちゃんと大毅が足元に寄ってきて同時にしゃべる。同時にしゃべったら聞こえへんで笑

二人が可愛くてニコニコしながら話聞いてんのやけど、いつも通り一人足りひん。


「流星？えっ？」


きっと椅子に座って大人しくしてるであろう流星を見ると、


だ「りゅうねてる！」


の「おかお、べちゃーってなったんやで！」


そこにはケーキに顔をダイブさせてそのまま寝てる流星が


「おいおいそれはないやろ笑笑」


流星を抱き上げてタオルで顔を拭いてると、


「とも？おは〜よ。？？」


俺なんかした？みたいな顔で見てくるから怒る気も失せたわ笑


「フォークも見つかったし、ケーキ食べよか！」


の「たべる！」


「だいきがまんできたで！」


り「けーき！」


流星のぐちゃぐちゃになったケーキは俺の分と交換して、みんなで仲良く食べましたとさ。




おわり

げんき？1　リク→←2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す