社内ベビーシッター3

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おねつ3





「じゅんたぁぁぁ！！」


「大毅、淳太君もう大丈夫みたいやから。大丈夫大丈夫。」



待合室で泣きわめく大毅を落ち着かせながら連絡を待つ。

淳太君は疲労が溜まりすぎて倒れたみたいや。今は治療中で、照史君がついてくれている。

俺は大毅と流星とのんちゃんと一緒に、少し離れた待合室で待機中。



「あ、もしもし？…うん、うん。わかった。」



淳太君、治療が終わったみたいや。


「大毅、淳太君治療終わったみたいやから淳太君のとこ行こな。」


「ひっく、じゅんたにあえる？」


「うん。でもそのかわり、泣いたり、大きい声出したりあかんで。」


の「なんでー？」


「みんなねんねしてるんやで。大きい声出すと起きちゃうから、しずか〜にするんやで？ええな？」


うんと大きく頷く三人。大毅を抱いて、片手で流星と流星と手を繋いでいるのんちゃんの手を握って病室へ向かう。



「かみちゃん…」


「淳太君どう？」


一人部屋の病室に入ると眉毛を下げに下げた照史君がベットの側の椅子に座っていた。



つづく

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