2 ページ24
2
「よしっ!海入ろか!」
「うん!」
「だいきも!」
照史君とのんちゃんと大毅は三人で先に海の中へ
一方俺と流星は、ゆっくり海へと入っていく。
実は俺、泳げへんの。笑
やから、おぼれん程度の腰の高さまで海に浸かって、
「流星、ゆっくりおろすからな。」
抱っこしてた流星を両脇を掴みながらゆっくり海へイン
「流星、怖くない?」
まだ頭の中が整理しきれてない流星とにらめっこしてると、
じわっ
みるみる流星の顔がゆがんでいって
「ともっ、こわいっ」
「そっかそっか、こわかったな。あがろな。」
俺と一緒で流星も苦手やったみたい。まぁ初めてやからってこともあるやろけど。
「流星くん、海あかんかった?」
「はい。あかんかったみたいです。」
「とも、じゅんくん、おしろ!」
「そやな!」
「流星くんすごいな〜」
砂浜の向こう側にパラソル立ててその下の椅子で座ってた淳太君と流星と三人で砂遊び。
「淳太く〜ん!かみちゃ〜ん!」
「ん?何?って大毅どうしたん」
砂遊びしてると、照史君が大毅を抱いて海から戻ってきた。
抱かれてる大毅は照史君にひしっとしがみついてひくひく言ってる。
「波が来たときにちょっと海水飲んじゃったみたいでな、びっくりして泣いてもうたんよ。」
困り顔な照史君から大毅を預かって頭よしよししながら
「海、怖かったん?」
「ううんちゃう。ひっく、おみずがな、だいきのおくちのなかにいっぱいはいってきたぁ〜」
何がちゃうかはよくわからんけど、とりあえずびっくりしたんやろと思いながらパラソルの方へ行って大毅の背中をさすっていると、
「神山君ありがとう。俺代わるで。」
淳太君が交代しようと言ってくれた。大毅も淳太君の方がええやろと思って代わろうとすると、
「じゃあ…」
「ともがええ。」
まさかの大毅の俺がええ宣言。
「淳太く…あ、」
明らかにへこんでる淳太君。そりゃ息子に断られたらショックよな。
つづく
741人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えるも(プロフ) - ちゅんさん» ちゅんさんありがとございます!!本当に助かりました。…恥ずかしいw 英語苦手なんです。カッコつけて使うべきではないですね…。お話も見てくださりありがとございました!また間違っていたらぜひ教えてください!笑 (2019年8月27日 0時) (レス) id: 15b7eb1764 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - わざとだったら大変申し訳ないのですがNEXTがネクストの正しい綴りかと思います!! (2019年8月26日 23時) (レス) id: baa52dfdb6 (このIDを非表示/違反報告)
えるも(プロフ) - Twin Tower 大好きさん» 喜んでもらえてよかったです!ありがとうございました!またリクエストもぜひ! (2019年8月25日 23時) (レス) id: 15b7eb1764 (このIDを非表示/違反報告)
えるも(プロフ) - 佐々木さん» コメントありがとうございます!リクエスト了解です!出来上がるまで今しばらくお待ちください! (2019年8月25日 1時) (レス) id: 15b7eb1764 (このIDを非表示/違反報告)
Twin Tower 大好き(プロフ) - リクに答えていただきありがとうございます!思うものが出来上がっていて嬉しかったです!!! (2019年8月24日 23時) (レス) id: d62c50f390 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:えるも | 作成日時:2019年7月26日 23時