アンチコメント ページ1
小さなスマホの画面に映し出されるたくさんのコメント。
【かっこいい！応援します！】
【カムバックが楽しみ！】
【ヌナ、一目惚れしちゃったよー！！】
思わず笑みがこぼれるくらい嬉しいコメントがいくつも並ぶ中。
やっぱりあった。
否定的な意見。
【セブチに14人目なんていらない！】
【なんで今更…。】
【セブチに似合わない】
本当はもっとヒドい書き込みもあったけど…そうゆうところはミンギュが気をつかってササーッと飛ばすもんだから、あまりちゃんとは読めなかった。
ぼくはどんな意見も受け止めなきゃいけないのに。
MG「あ！【ハルオッパ最高！】だって！」
「ねえミンギュ、否定的なコメントも見せてよ？ぼく、ちゃんと覚悟できてるから。」
MG「………ハル…。」
ぼくはミンギュのスマホを奪うと、ゆっくりと１つ１つのコメントを読む。
やっぱりけっこうある。
ぼくの加入を反対する声が。
単に13人のセブチを支持する意見はもちろん、ぼくの容姿をけなす意見もある。
中にはガールズグループの方がお似合いなんて書いてあったりもして「ごもっとも」と思いつつも、それでもぼくは読み続けた。
MG「ハル、気にするなよ？」
「うん…色々書かれてビックリしたけど…大丈夫だよ。」
MG「オレたちだって、しょっちゅうアンチに書かれてるし…オレなんて未だに忘れられないのが、"年上とデートしたい"って答えたら、翌日【アホっぽい】って書かれてたんだから！笑」
「あははは！！笑」
それは屈辱的すぎる(笑)
笑っちゃいけないけど、なんかあえてバカよりアホって単語を選んだあたりに書きこんだ人の悪意がにじみ出てる(笑)
「さすがにミンギュほどの書き込みはないや(笑)」
MG「でしょ！？」
「ぼくも同じこと書かれないように、発言は気をつけないと(笑)」
MG「ハル〜〜！！！」
ミンギュの自虐ネタのおかげで、少し気持ちが楽になったかもしれない。
きっとここに書きこんだ人は、セブチを心から愛してくれているからこそ不安なんだ。
ハルという人間がセブチにとってマイナスにならないか。
デビュー前から応援してて、メンバーたちの苦労を知っているからこそ、受け入れる事に抵抗があるんだ、とぼくは解釈した。
ぼくはこれからその不安を打ち消せるだけの実力を見せなければいけない。
そうすることで、いつの日か心からSEVENTEENのハルだと思ってもらえるように。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 650人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちあき(プロフ) - レイラさん» あ！その話の事でしたか！すみません、丁寧にありがとうございますm(_ _)m (2016年6月21日 1時) (
レス) id: a20426e8a0 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - ちあきさん» この場では、詳しくは話せませんが…少女時代とウォヌを合わせて検索していただければわかるかと思います！雑な説明ですみません！泣 (2016年6月20日 21時) (レス) id: b31ffc231f (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - 突然コメント失礼します！！ウォヌくんの事なんですが…少し前のあの出来事をキッカケに責任を感じている、というのはどういう事でしょうか？？。・°°・(＞_＜)・°°・。もし良ければ教えていただけませんか？m(_ _)m (2016年6月20日 2時) (レス) id: a20426e8a0 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - ハイ(^_^) p(*≧ω≦)/ ﾌｧｲﾃｨﾝ♪ でも、無理はしないでくださいね。 (2016年6月14日 6時) (レス) id: e934ae8dcb (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - レイさん» ありがとうございます〜泣！もっと楽しんでいただけりように頑張りますねっ^^ (2016年6月13日 23時) (レス) id: b31ffc231f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レイラ | 作成日時：2016年6月5日 0時
