主、結納カッコ仮しない？

葉月、モコシエロ、ムスメ3さんリク 大包平 ページ14

「主さま。結納カッコ仮早くしてくださいね？そして、刀剣男士との子を産んでください」
なんだこの糞狐。

「あ、の、ね、私は、結納カッコ仮なんかしたくないの。好きな人と結婚したいの。わかる？」

それをいった瞬間、こんのすけがいや、政府の長官の声に変わった。

「政府の命令は絶対です。この本丸が解体されたくなければ結納カッコ仮をしなさい。」

ずばっと言われてしまった。しかも脅しまがいなことを。

「どうした？主。」

「大包平？」
目の前に私と恋仲である大包平が立っていた。

「何かあったのか？」

「実は･･････｣
私は政府から刀剣男士と結納しろと言われたことを言った。



「な、なんだと････？政府がそんなことを･･･？」
さすがに大包平は驚いている様子だった。

それはそうだ。自分の恋人が結納するように命令されているのだから。

「俺が主の相手になりたいっていったらどうする？」

「え？いいの？」

「俺と主はこ、恋仲だからな！」

「大包平。」

「ん？なんだ？」

「私と結納カッコ仮。してくれる？」

「主となら。」

磁石と磁石が引き付けられたかのように私たちは唇と唇とが触れ合った。
最初はふれ合うだけだったが、だんだん深くなってきた。

「ん････ぁっ」

「主･･･｣

「ん･････大････包平」

「主、愛してる。俺と結納を結んでくれ」


「はい。」






大包平(終)

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