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朝起きて、歯をみがいてから制服に着替え、おさげにする。
天パだから髪の毛はすごくふわふわだ。
そして眼鏡をかける。
これが私のいつものスタイル。
制服のスカートの丈は膝下十センチ。
スカーフは長めに。
完璧にがり勉女だ。
「はあ、やっぱり、加州君はかっこいいな〜」
体育でサッカーをしているところを見て、私は、そう言う。(心の中で)
教室からサッカーをしている加州君を見て、幸せに浸る。
ああ、幸せだ。
「倉梛〜、この問題といてみろ!!」
「えっ、あ、はいっ!」
サインコサインの問題だった。
う〜ん。
難しい。
「できました」
「おお、正解だ!!席に戻ってもいいぞ」
「さすが、倉梛さん。頭いいよねー」
「うちらとはレベルが違うわー」
ただ、行きたい大学があるから、それで頑張ってるだけ。
こういうこともあるせいで全然友達というものがいない。
休み時間や放課後は図書室に向かう。
それが私のちょっとした幸せ。
「あ、これ。小林先生の・・・・・!!」
小林鮪齟霞(こばやしいそか)先生の小説はすごく、感動する。
「と、届かな・・・・・」
「この本?よみたいやつ」
少し視界が暗くなって上をみると加州君が本をとって、わたしに渡してくれた。
「え?・・・・・・・加州さん!?」
「うん。倉梛さんだよね?よく図書室に来るの?」
「うん。よく来るよ」
「へえ、だから頭いいんだ」
「頭なんて・・・・・よくないよ」
「それじゃあさ、俺に教えてくれない?」
「もちろん、勉強だけどね」
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KK - 清光神! (2018年7月28日 12時) (レス) id: aa95aa0f27 (このIDを非表示/違反報告)
美由紀(プロフ) - 雪路さん» ありがとうございます。 (2018年7月6日 22時) (レス) id: 9e4be1b4f0 (このIDを非表示/違反報告)
雪路(プロフ) - 嗚呼、なんと素晴らしき神作、、、バタッ 鳴「主?大丈夫?」骨「返事がない。只の屍のようだ。」← (2018年7月6日 10時) (レス) id: 653aa1ff80 (このIDを非表示/違反報告)
舞美(プロフ) - 最高ですっ……* (2018年4月12日 16時) (レス) id: 255c96dc1d (このIDを非表示/違反報告)
美由紀(プロフ) - 湖@清光可愛い鯰尾君可愛い亀ちゃん大好き!!!さん» これからも頑張らせていただきます! (2018年1月16日 6時) (レス) id: 9e4be1b4f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嘉村田昴 | 作者ホームページ:http://uranai /tennnenn chanto tun kunn
作成日時:2017年9月25日 0時